歌手の山本彩（26歳）が、9月27日に放送されたラジオ番組「山本彩 カケル」（CROSS FM）に出演。苦手だったという牛肉を“克服”したエピソードを語った。

この日、リスナーから「（山本は）牛肉が嫌いだと言っていたけど、最近はよくお肉を食べてるイメージがある」という内容のおたよりが寄せられ、山本はこれに回答。

「私も、もともと嫌いというほどでもなかったんですよ。ただ、特に牛肉は食べると結構胸ヤケして、すぐ気持ち悪くなってたので、食べないほうがいいな、合わないなっていう感じで自然と食べなくなった」と、牛肉と距離を置いていた理由を語り、小学生の頃は家族で焼き肉屋へ行っていた記憶があるので恐らく食べていたものの、「中学生くらいから全然食べてなかった。しばらく」と、10年近く牛肉を食べていなかったという。

しかし、そんな山本に転機が訪れる。それはNMB48を卒業する前、「グループのメンバーが『焼肉行くけど行く？』みたいな。普段だったら断ってたんですけど、卒業やし、行っておきたいなと思って行って。いざ行ったらみんな美味しそうに食べてるわけですよ、お肉を。ちょっと食べてみようかなと思って、食べたら美味しかったんですね。牛肉が」「そのとき何食べてるかは分からずに、どの部位のお肉かは分からないんですよ、全然。何かしらを食べて美味しいなと思って、そのあとも胸ヤケとか残るものもなく。『あ、おいしかったな〜』っていい気分で食べ終えた」ことで、牛肉に対するイヤなイメージがなくなったそうだ。

それまでは「メンバーがよく『焼肉たべたーい』って、レッスンの終わりとか、ライブ終わりとかによく言ってるのを聞いて、その気持ちが1ミリも分からなかったんですよ。焼肉を食べたいってどういう感情？ どういう欲？ って思ってたんですよ。それがね、今は分かりすぎて辛い。知らなければ良かったこんな気持ちってくらい、頻繁に“焼肉欲”が出てくるので、それはそれでちょっと困ってますよ」と、食べられるようになった、どころか“食べたい”と思うようにもなってきたという。

ただ、「ステーキはまだ食べられてない、というか試みてないですね」とのこと。「食べられるんかなぁ。そんな違わない？ いきなり!ステーキとかも行ったことないんですよ。行ってみたいなという憧れはあります」と、牛肉への興味が加速している山本だった。