ホアキン、亡き兄リヴァー・フェニックスに感謝

2019/09/11 23:03 Written by Narinari.com編集部

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ホアキン・フェニックスは、早世した兄リヴァー・フェニックスへの感謝を欠かさずにいるそうだ。

10月4日に最新作「ジョーカー」の日本公開が控えているホアキンは、「スタンド・バイ・ミー」などで名を馳せながらも、1993年10月、薬物の過剰摂取により23歳で死去したリヴァーの後押しのおかげで、再び役者の道に進むことができたと回想している。

9月9日、トロント国際映画祭で俳優賞を受賞したホアキンは、その受賞スピーチでこう語った。

「15か16歳の頃、兄のリヴァーが仕事から帰って来ると、『レイジング・ブル』という映画のビデオを持っていました。彼は私を座らせると、そのビデオを見せました。そして翌日、彼が起きると、また私にそれを見せるのです」
「すると彼はこう言いました。『お前はまた演技をやるんだ。これこそお前がやることなんだからさ』と」
「彼は私に尋ねたのではなく、説いたのです。このことに関して彼に恩義があります。演技のおかげで、こんなに素晴らしい人生を送ることができているのですから」

また、ホアキンは家族について「皆が私に与えた影響を考えると、感極まります」「こういった画像を観ていると、家族について考えます。姉のレインやリバティー、サマーらは今も私の親友です」と続けている。

さらに、強い労働倫理を教えてくれた父親と、コンスタントにインスピレーションの源になっている母親についてもホアキンは称賛している。

そんな家族思いなホアキンは、スピーチの最後で、恋人である「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラへの感謝も述べた。

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