アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」(TBS系)が6月29日、感動の最終回を迎え、同時に今冬の劇場版「新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X」の情報が解禁となった。
29日の最終回では、ヒトの“協力”により、長かったキトラルザスとの闘いも決着し、運転士たちもそれぞれの道を歩み始めるなど、大団円で終着駅へとたどり着いたシンカリオン。
前週、特報として映画化の情報が明かされた本作だが、そのタイトルが「新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X」で、2019年12月に劇場公開されることが明かされた。タイトルの「ALFA-X(アルファエックス)」は、次世代新幹線開発を進めるためのJR東日本の試験車両で、このたび解禁された特報映像やティザービジュアルにも登場。現実ではまだまだベールに包まれている「ALFA-X」だが、一足先に「シンカリオン」に登場することになる。
テレビ版に引き続き劇場版も手掛ける池添隆博監督は、「劇場版に携わることは以前からの目標でしたので、とても嬉しく、ワクワクしています。スクリーンで進化したハヤトたちやシンカリオンの活躍、新たなシンカリオン、ALFA-Xの登場、そして皆さんにも喜んでもらえるような仕掛けもありますので、ぜひご期待ください!」とコメント。
主人公・ハヤトの声を務める声優の佐倉綾音も「TVシリーズのシンカリオンをつくりあげてきた、いつもの最高のメンバーたちと劇場版も一緒に走れるなんて夢みたいです。なにもかも、みなさんがつないでくれたレールのおかげだと感無量に受け止めています。私も小さいころ、子どもたちに夢をそそぐ作品に胸をときめかせて映画館に足を運んでいました。今度は大きくなった私たち大人がスクリーンで夢をそそぐ番なのだと、心持ちを新たにしています。スクリーンを走るはやぶさたちとALFA-Xをこの冬、かつて子どもだった大人たちと今を生きる子どもたちの最高の思い出にしてください!」と劇場版への意気込みを語っている。
「ALFA-X」はなぜシンカリオンになったのか。そして、新たなキャラクターの登場も明らかに――この少年はいったい何者なのか。シンカリオン初の劇場版の続報から目が離せなそうだ。
なお、映画化決定を記念して、7月1日7時からBS-TBSにて、7日10時30分からTOKYO-MXでの放送が決定。さらに「てれびくん」での劇場版「シンカリオン」の漫画連載も決定した。