トム・ホランドは、スパイダーマンの衣装を身に着けている間、目の穴から飲み物を飲まなければいけなかったそうだ。
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の公開がいよいよ始まるトムだが、撮影は簡単なものではなかったようで、水分補給というシンプルな行動でさえ、ユニークなアイデアを必要としていたそうだ。
「エンターテイメント・トゥナイト」にトムはこう話している。
「興味深い工夫だとでも言っておこうかな」
「つまり僕のマスクの目の部分は取れるようになってるんだ。ガラス製だからね。もちろんスーツ自体は布で出来ているからそこに取り付けてある感じになってる」
「その左目の部分を取って、そこからチューブを入れて口まで持ってくれば、ボトルから飲み物が飲めるようになるってわけ」
そんな苦労を強いられる衣装にもすっかり慣れた様子のトムは、撮影の合間におやつを食べることまで出来てしまうそうだ。
「でも最近分かったことなんだけど、マスクを前に押し出せば、ガムとかくらいは目の穴から食べられるってことに気づいた」
「キットカットを食べたりもしたよ」
しかし、先日のインタビューの中では、スーツ着用中は電話が使えないとの不便さを明かしてもいた。マーベルのスーパーヒーローの中で最も困難な衣装と主張するトムは、「だって肌が見えてる部分がないんだ。上から下まで(化学繊維の)ライクラだろ。電話だって使えないよ」「僕は23歳なわけだし、しょっちゅう電話をいじってる年頃なのに!」「鼻で、いいねボタンを押すのがかなり上手くなったよ」と答えている。