ダニー・ボイル監督が、「28日後...」シリーズの第3弾を企画しているようだ。
2002年公開の第1作でコンビを組んだボイル監督と脚本家のアレックス・ガーランドは、続編についてアイデアがあるようだが、ガーランドが現在自身の監督作に掛かり切りのため、プロジェクトが保留となっているという。
ボイル監督はインディペンデント紙にこう語っている。
「アレックス・ガーランドと私には、第3作についての素晴らしいアイデアがあるんだ。良い出来さ。オリジナル版はゾンビドラマにおけるちょっとした復活劇となっていたけど、そういったものは引き合いにはしない。全く古臭くないものになる」
「今のところ、(ガーランドは)自分の作品での監督業に集中しているから、一時停止状態だけど、先のことはわからないさ」
第1作では、危険な感染症が蔓延し、イギリスがゾンビの世界に変わってしまった事故の28日後に、昏睡状態から目覚めたクリストファー・エクルストン演じるメッセンジャーのジムを描いていた。
ちなみに2007年には、ファン・カルロス・フレスナディージョ監督の下、「28週後...」のタイトルで続編が製作されている。
また、2015年には、ガーランド自身もボイル監督と共に「28マンス・レイター」という続編に取り組み始めたことを示唆、当時こう話していた。
「真剣に話し合いを始めたところさ。アイデアは浮かんでいる。ダニーと(プロデューサーの)アンドリュー(マクドナルド)と私は、真剣な話し合いをしているし、可能性はある。難しいとされる、うんざりするほどの理由があるけどね。だから私はそこについては関わらないけど、可能性はある」
「28イヤーズというよりは28マンスだ。28年もあれば、別の舞台になるから。でも280年では冗談が過ぎるだろ」