スパイス・ガールズのアニメーション映画が製作中だという。ジェリ・ホーナー、ヴィクトリア・ベッカム、エマ・バントン、メル・B、メル・Cらメンバーは、まだ初期段階にあるその新作の製作に深く関わっているそうだ。
パラマウント・アニメーションのミレーユ・ソリア社長は、「(スパイス・ガールズが)アイデアを持ってきたので、私たちはそれを展開しているのです。彼女たちも深く関与していますよ」とザ・ハリウッド・レポーターに話している。
同グループのマネージャーのサイモン・フラーが製作、カレン・マックラーとキルステン・スミスが脚本を手掛けるこの映画は、2020年公開を目指しており、お馴染みのヒット曲の数々のみならず、新曲も登場するようだ。
始動したスパイス・ガールズの映画だが、半年前には配給会社が見つからず、製作の見通しがつかない状態であると報道されていたところだった。
その当時、ある関係者はこう話していた。
「メンバーは、高額の契約が舞い込んでくることを期待していたのですが、今のところオファーは全く来ておらず、製作に入れない状態です」
「アニメーション制作契約はすでに結んでいるのですが、配給権の買い手がついていないのです。彼女たちにとって、非常な驚きでしたね」
「特にジェリとメル・ Bは、自身がアニメのキャラクターになって、スパイス・ガールズを知らない新世代に自分たちのレガシーを伝えたいようです。マーベルやディズニーが興味を示すことを期待しいましたが、今のところ始動していません」
以前報じられていたところによると、同映画は、グループのメッセージである「ガールパワー」を 軸に、それぞれ特別なパワーを持つスーパーヒーローとなったメンバーが活躍する姿を描くといった内容だという。