楽天銀次「星野仙一にすごく感謝」、恩師の呼び方が話題

2019/06/10 05:08 Written by Narinari.com編集部

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プロ野球・楽天の銀次内野手(31歳)が6月9日、ナゴヤドームで行われた交流戦の中日戦で、通算1,000安打(※球団生え抜き初)を達成した。試合後のヒーローインタビューに臨んだ銀次選手は、記録達成の喜びと感謝を語ったが、その際に恩師でもある故・星野仙一さんを「星野仙一」と呼んでいたことが話題になっている。

ヒーローインタビューで「誰に一番気持ちを伝えたいですか?」と聞かれた銀次選手は、「自分を昔から使ってくれた星野仙一にすごく感謝してます」とコメント。そして「そこから、またきょう1001本目のヒットが出たので、“せんいち”だけにね、すごく嬉しいです」と語り、「あと999本打てるように、日々努力して頑張っていきます」とさらなる活躍を約束した。

銀次選手にとって星野さんが特別な存在であることは多くの楽天ファンが知るところ。しかし、「星野仙一」と呼んでいたことに違和感を覚えた人も少なくないようで、試合中継の解説を務めた元中日の小松辰雄氏は「呼び捨てでしたね。いやいやいやいや。呼び捨てはいけません」と苦言、実況も「ビックリしました」「もしも本人が聞いていたらどうだったんだろう」と驚き、Twitterなどネットでも「なんで呼び捨てなの?w」「突然の呼び捨てにビックリ」「どうした銀次(笑)」「ちょww銀次ww」「実況席ご立腹ww」などの反応が上がった。

また、中日・楽天両チームのOBでもある山崎武司氏は、Twitterで「銀次ヒーローインタビューで恩師の星野仙一さん呼び捨てだった!なめとんか!笑笑」とツイート。そして、9日夜に放送されたスポーツニュースでは、「サンデースポーツ2020」(NHK総合)、「ANNニュース&スポーツ」(テレビ朝日系)、「Going! Sports&News」(日本テレビ系)などがヒーローインタビュー映像に“星野さん”の字幕を付けた。

ただ、一方で「会社の上司とか人に話すとき敬称付けないし、そういう感覚なんじゃ?」「1001本目の“せんいち”とかけたくだりが分かりやすいようにしただけでは」「当人同士しか分からない感覚もあるだろうし第三者が目くじら立てなくても」「星野さんと近い小松さんがイラッとするのは分からんでもないけど、実況の人の言い方ひどくない?」などの声も上がっている。

なお、銀次選手は球団を通して通算1,000安打達成についてのコメントを発表。「プロに入って14年、1000安打まで長かったです。監督・コーチ・チーム・球団関係者の皆さん、そして、東北のファンの皆さん、ここまでお世話になってきた皆さん全員に感謝ですね。その中でも星野(仙一)さんには本当に感謝しています。この名古屋で打てたのも、何か星野さんとの縁を感じました。あくまでも1000安打は通過点だと思っています。感謝の気持ちを忘れずに、ひたむきにプレーをして、これからもヒットを1本1本積み重ねていきたいです」と、こちらは“星野さん”とコメントしている。

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