演劇集団キャラメルボックスは5月31日、劇団の活動休止を電撃発表した。
公式サイトに掲載された「お知らせとお詫び キャラメルボックスの活動の休止について」では、まず、「突然のお知らせで申し訳ありません。この度、私達、演劇集団キャラメルボックスは、諸事情により、2019年5月31日をもって、劇団の活動を休止いたします」と発表。
そして「次回公演に予定しておりました『エンジェルボール』続編の上演は延期させていただきます」とし、「キャラメルボックス・サポーターズ・クラブを始め、キャラメルボックスの公演を楽しみにしてくださっていた皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
劇団としての活動は休止となるが、「各劇団員はそれぞれの場で芝居作りを継続してまいります」とのこと。最後は「勝手なお願いで恐縮ですが、今後も温かく見守っていただけましたら幸いです」と報告を結んでいる。
この突然の発表にファンの間には「まじか!!」「なんで!?なんで急に!?」「突然すぎる……」「どうして……キャラメルボックスですら劇団は厳しいの……?」「次回公演も延期って何があったんだろう」「超悲しい……悲しいしか言葉が出ない」など、動揺が広がっている。
キャラメルボックスは1985年に成井豊氏らが旗揚げした人気劇団。過去には上川隆也、近江谷太朗らが所属し、2015年に30周年を迎えていた。
☆成井氏は公式ブログでお詫び
成井氏は同日、公式ブログを更新。次のようにつづっている。
「本日、5月31日(金)午後9時に、演劇集団キャラメルボックスのホームページで、キャラメルボックスの活動休止を発表しました。キャラメルボックスの公演を楽しみにしてくださっていた皆様に深くお詫び申し上げます。申し訳ありません。突然の話で、驚かれた方も多いかと思いますが、数カ月にわたって、劇団員全員で何度も何度も話し合いをした末に出した結論です。が、くれぐれも誤解していただきたくないのは、これはあくまでも『休止』であり、『解散』ではないということです。活動が再開できるその日まで、劇団員一同、精進するつもりです。私ももちろん頑張ります!」