ミハエル・シューマッハのドキュメンタリー映画「シューマッハ」が公開される。元F1チャンピオンであるシューマッハを題材にした同作は、今年12月にドイツやスイスで公開される予定で、妻コリーナをはじめとした家族の全面的な協力も受けているという。

F1引退後の2013年にスキー事故で外傷性脳損傷を負ったシューマッハは、医療チームによる24時間体制の看護を受けている状態で、本人の出演はないとみられているが、これまで公の場でコメントすることがなかったコリーナやシューマッハの父ロルフなどのインタビュー映像が盛り込まれているようだ。

今まで公開されてこなかったシューマッハ家のプライベート映像を使用する同作では、カート時代からF1でのタイトルを獲得するまでのミハエルの軌跡を描く。

海外での配給権やストリーミング配信に関しては、予告映像の初公開を予定しているカンヌ国際映画祭で売り込みをかけるようだ。