貞子が3年ぶり始球式、“呪い球”は98キロ記録

2019/05/13 00:32 Written by Narinari.com編集部

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“世界が尊敬する日本人100”にも選出された貞子が5月12日、札幌ドームで行われたファーストピッチイベントに登場。“呪い球”に、観衆からどよめきが上がった。

この日、日本ハムファイターズvs.西武ライオンズの試合前、30,000人の観衆の前で行われたファーストピッチイベント。場内でFIGHTERS GIRLによる華やかなダンスが披露されいていると、突如、BGMの音声が乱れ、耳障りなノイズ音が会場に響いた。

すると、大型ビジョンには、不気味な井戸から這い出てくる貞子の姿が……。ざわめく場内、異変に怯える様子のFIGHTERS GIRLたち。

次の瞬間、大型ビジョンに映し出されたのは、まさに今マウンドに向かい歩いてくる貞子の姿だった。恐怖の象徴として平成の時代を駆け抜け、その勢いを落とすことなく令和時代突入した、世界が尊敬する怨霊・貞子だ。

その姿を目の当たりにした観客たちから上がる、悲鳴とも歓声ともつかない驚きの叫びに包まれる中、貞子は4度目となる登板に挑戦。

初めての投球は2012年、勢い余ってその霊力を使い果たし、マウンドに倒れ込んでしまった。2013年は小貞子たちを憑け挑戦するも、またも倒れ込んでしまい担架で搬送。2016年、世紀のライバル対決が行われた前回は、時速96キロの魔球を繰り出すも伽椰子にクリーンヒットを打たれるなど、悔しい思いをした。

そして迎えた今回、見事なフォームから放たれた渾身の霊球“呪い球”は、98キロの豪速球を記録。客席からはどよめきが起き、「ナイスピッチング!」とその驚異的なパフォーマンスを讃える声援と歓声が沸き起こった。前回の記録を更新した貞子は、自ら予告編が再生しれたビジョンを指差し映画をアピール。多くの観客たちの声援に包まれる中、満足げに退場していった。

その後、囲み取材に応じた貞子は、今回の投球の手応えを聞かれ「100点満点です!進化した呪いをみなさんに感じていただけたと思います。3年ぶりの投球、さらに『リング』シリーズも20年の節目ということで、非常に緊張しましたが、先発の試合のバーベイト投手につなげられるよう神聖な気持ちで臨みました。FIGHTERS GIRLの皆さんの応援もあったおかげで最高の投球ができたと思います!」と少し照れた様子で答えた(※貞子の呪念を読み取ったスタッフが代弁)。

映画「貞子」((C)2019「貞子」製作委員会/配給:KADOKAWA)は5月24日全国ロードショー。



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