Janne Da Arc解散、ベーシストが問題抱え脱退で

2019/04/01 19:26 Written by Narinari.com編集部

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ヴィジュアル系ロックバンドのJanne Da Arcが4月1日、公式サイトを更新し、ベーシスト・ka-yuの脱退と、バンドの解散を発表した。

公式サイトに掲載された「Janne Da Arcからのka-yu脱退のご報告並びにJanne Da Arc解散のご報告」では、まず、「Janne Da Arcのベーシストであるka-yuが、平成31年3月31日をもちまして、Janne Da Arcを脱退、及び所属事務所アップライズ・プロダクトを退社いたしました」とファンに報告。

そして「ka-yu脱退の意向を受けてから、yasu、you、kiyo、shujiとスタッフの間で、Janne Da Arcの未来についての様々な話し合いが、数日前まで行われました。最終的には、yasuが現在、身体の治療ゆえアーティスト活動そのものを休止中であり、現時点でJanne Da Arcとしての新しい提案や具体的な指針を示すことをお約束出来ない状況の中、4人のJanne Da Arcを宣言することは非現実的な上、とてつもなく誠意を欠くものであり、5人でのJanne Da Arcの活動の可能性を失くした今、平成31年4月1日をもってJanne Da Arcを正式に解散するという発表を、ka-yuの脱退報告と同時にさせて頂くことがファンの皆様への最低限のけじめであり礼儀ではないか、という結論に至り、今回のご報告ということになりました」と説明している。

また、ka-yuが脱退に至るまでの経緯にも言及。昨年9月、弁護士事務所から所属事務所にka-yu宛の内容証明郵便が届いたという。この内容証明には「そこに記載されている事柄が、もしも全て事実であるなら、社会的正義から著しく反する行為」といったことが記されていたそうだが、「事実関係が曖昧なままの状態で、ka-yuに関するプロジェクトを遂行していくことは差し控えるべきである」と事務所は判断したそうだ。なお、その内容証明の詳しい中身については「今後裁判で係争していく可能性がある為、公表を控えさせていただくことをご理解賜りますと幸いです」としている。

こうした事態を受け、メンバーによる話し合いが長時間にわたり行われ、結果「ka-yuの、Janne Da Arcは大切だし、比較するものではないかもしれないが、どちらかを選べと言われればJanne Da Arcよりも大事にしたいものが見つかったため、Janne Da Arcを脱退し事務所を辞めます、という最終的な決断により、メンバーとも相談の上、彼の意思を尊重する形で今回のような結論とご報告に至りました」と説明している。

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