西新宿に日本最高層&65階建て分譲マンション

2019/03/19 00:37 Written by Narinari.com編集部

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野村不動産、住友商事、東京建物など5社は3月18日、東京・西新宿三丁目の再開発プロジェクト「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の都市計画決定を告知すると共に、計画の概要を発表した。

このプロジェクトは、細い道路が多く老朽化した木造家屋の密集地の解消をめざして、地区内権利者有志により1993年に再開発研究会が設立されたことがすべての始まり。その後地道な啓発活動により、2001年8月に準備組合が設立され、リーマンショックや東日本大震災を経て、地区範囲や計画案の見直しを行いつつ、再開発計画を進めてきた。

計画地の面積は約4.8haで、南西側約300メートルに京王新線・初台駅、北東約700メートルに都営大江戸線・都庁前駅、南東側約700メートルに小田急線・参宮橋駅、東側約1.1キロメートルにJR新宿駅が位置する立地。周辺は、北側に緑豊かな新宿中央公園、北東方面に高層ビルが建ち並ぶ新宿西口エリア、南西方面に新国立劇場、東京オペラシティ コンサートホールなどの文化施設、南北方面には住居系の市街地が広がるなど、多様性あふれる地区になっている。

ここに2022年度着工、2029年度竣工のスケジュールで建築されるのが、日本の分譲マンションでは最高層、最高階数(※2019年2月21日時点、不動産経済研究所調べ。オフィスなどが入った複合再開発案件除く)となる「最高層(235メートル)」「最高階数(65階)」のマンション。

その戸数は約3,200戸で、これは現在計画されている晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業(HARUMI FLAG)の5,632戸に次ぐ戸数だという。

また、このプロジェクトでは分譲マンションのみならず、商業系施設、業務系施設、生活支援施設のほか、周辺道路の拡幅など、さまざまな整備計画を予定している。

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