ディズニーが「ズートピア」続編2本の製作に着手しているようだ。

同アニメ作でフィニックの声を務めるタイニー・リスター・Jr.によると、2017年のアカデミー賞で長編アニメ映画賞に輝いた同作の3部作化に向けて、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが巨額の予算をつぎ込んでいるという。
先日、カナダのオンタリオで開かれたファンとの集いでタイニーはこう話している。
「僕がディズニーとまた『ズートピア』をやるということは確実に言えるね。3本になるんだ。『マダガスカル』みたいな感じで3本立てになるんだ」
「ディズニーが製作する最大の映画になるよ」
「前作の予算は2億4000万ドル(約264億円)だったけど、今回は3億ドル(約330億円)になるって聞いてる」
「それが予算だよ、広告費ではなくね。でもあの映画は興行収入や関連グッズで26億ドル(約2860億円)を生み出したからね」
興行収入だけでも10億ドル(約1100億円)を記録する大ヒットとなったバイロン・ハワードとリッチ・ムーア共同監督による前作は、人間たちが存在したことのない世界を舞台に、ジェイソン・ベイトマンが声を務めるアカギツネのニック・ワイルドとジニファー・グッドウィン演じるアナウサギのジュディ・ホップスが事件解決に取り組む姿が描かれており、シャキーラ、イドリス・エルバ、クリスティン・ベル、オクタヴィア・スペンサーなど、大物揃いの声優陣も話題となっていた。
また、最近では、上海のディズニーランドにズートピアランド計画が発表されるほど、今でも人気が続いている。