コカイン摂取者の尿が川へ、異常活発化する生物も

2019/02/02 02:13 Written by Narinari.com編集部

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英テムズ川はコカイン濃度が高く、生物に悪影響を与えているという。

ロンドンのキングス・カレッジの調査によると、同市内でコカインを摂取した人々の尿が下水を通じて川に流れ出ていることで、テムズ川に生息する生物に悪影響を及ぼしていることが分かったそうだ。

同大学の調査書にはこう書かれている。

「廃水におけるコカインと(コカイン代謝物の)ベンゾイルエクゴニンの濃度はわずかに週末に上昇がみられるものの、平日も通して高く、これは他の都市で見られる状況ではない。ロンドンはコカイン消費率の高い都市として知られているからだ」

また、そこではフェデリコ2世・ナポリ大学の昨年の報告書も含まれており、その中ではヨーロッパのウナギが少量のコカインが混入した水で異常な活発化を見せるという結果が伝えられている。

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