映画「アクアマン」が、DCコミックス史上最高となる興行収入を記録した。
タイトルロールを演じるジェイソン・モモアをはじめ、アンバー・ハード、ニコール・キッドマンらが出演した同ジェームズ・ワン監督作は、先週末に全世界での興行収入が10億9000万ドル(約1190億円)を突破したとボックス・オフィス・モジョが伝えた。
これにより、2012年に世界で10億8000万ドル(約1190億円)を打ち出したクリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト ライジング」を抜いて、DCコミックス史上最高のヒット作となった。
批評的には高評価を得ていたガル・ガドット主演作「ワンダーウーマン」は、8億2100万ドル(約900億円)の収益となっていたのに対し、あまり評価の高くなかった「アクアマン」の成績がここまで伸びたことは、驚きを持って受け止められている。
そんなヒット作で主演を務めたジェイソンは以前、アクアマンに抜擢された時には驚いたと明かしていた。
「(プロデューサーの)ザック・スナイダーから出演が決まったと伝えられたとき、(悪役オームを演じた)パトリック・ウィルソンがアクアマンになったんだと思った」
「自分が悪役だと思ってたんだ。でもなぜ僕がアクアマンなのかを説明されて、すごく光栄に感じたよ」