パクチーは「流行・代表・定着」平成の野菜三冠王

2018/12/11 08:17 Written by Narinari.com編集部

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タキイ種苗は、今年で4回目となる「野菜」に関する調査を実施。「2018年の野菜」の総括に加え、平成最後の節目の年として30年間を振り返り、野菜の変化や流行などについて明らかにした。

調査では平成に「流行った野菜」「代表する野菜」「定着した野菜」についての結果をランキングでまとめているが、その全てのトップ3が「パクチー(コリアンダー)」「アボカド」「フルーツトマト」に。これらは、平成を代表する“野菜の顔”と言えそうだ。

ランキングを細かく見ていくと、「平成に流行ったと思う野菜」では、1位「パクチー(コリアンダー)」(50.3%)、2位「アボカド」(43.9%)、3位「フルーツトマト」(32.6%)。中でもパクチーは半数を超え、近年の流行が多くの人の印象に残っているようだ。

「平成を代表すると思う野菜」は、1位「パクチー(コリアンダー)」(34.5%)、2位「アボカド」(30.3%)が共に30%を超え、3位が「フルーツトマト」(17.7%)で、同率4位には「ズッキーニ」「水菜」(11.0%)がランクインしている。

「平成になってから定着したと思う野菜」は、1位「パクチー(コリアンダー)」(38.4%)と2位「アボカド」(37.1%)が接戦。3位「フルーツトマト」(24.2%)、4位「ズッキーニ」(22.9%)が続き、5位には「ケール」(15.8%)がランクインした。

また、平成30年間を振り返っての、野菜に対する意識変化についても質問している。これには「野菜を買う手段が増えた」(58.1%)、「野菜を売りにしたレストランが増えた」(58.1%)、「野菜を選ぶとき、含まれる栄養素を意識するようになった」(46.1%)といった傾向があり、生活の中での野菜の存在感が大きくなってきている様子がうかがえる。

そして2019年5月より始まる新元号で、「どの野菜が流行ると思うか」という質問では、「スプラウト」(14.8%)と予想する人が一番多く、次なる流行野菜として今最も注目されているようだ。

2位の「パクチー(コリアンダー)」(14.2%)、3位の「フルーツトマト」(13.2%)は、平成の野菜に関するランキングでもトップ3に入っており、引き続き流行が予想されている。また、4位「ビーツ」(11.6%)、5位「アイスプラント」(11.3%)は、次世代の流行野菜として、今後注目の野菜といえそうだ。

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