トム・ハンクスが、実写版「ピノキオ」の出演に向けて交渉中のようだ。トムは1940年公開のディズニーアニメの実写化作品で、ピノキオを作った職人のゼペットじいさん役で交渉が進められているという。
また、ザ・ハリウッド・レポーターによると、同作は「パディントン」のポール・キングがメガホンを執るようだ。
イタリアの作家カルロ・コッローディの「ピノッキオの冒険」を原作としたアニメ版「ピノキオ」は、1937年作「白雪姫」に続くディズニーの長編アニメーションの第2作にあたり、操り人形のピノキオがブルー・フェアリーによって命を与えられ、本当の子供になれるチャンスを胸に、勇気や正直さ、優しさを証明する物話だ。
アニメ版ではジミニー・クリケットがピノキオの良心として登場しているほか、人形一座に売られたり、ロバに変身したり、クジラに飲み込まれるなどピノキオの冒険を描いている。
製作会社デプス・オブ・フィールドのクリス・ワイツとアンドリュー・ミラノがプロデューサーに決定しており、ワイツとキング、そして「パディントン」に携わったサイモン・ファーナビーのトリオが脚本を執筆しているようだ。
一方で、ネットフリックスでは、ギレルモ・デル・トロが脚本と監督を担当するストップモーション・アニメ・ミュージカル映画「ピノキオ」の企画が進行している。