ガンズ・アンド・ローゼズが、アクセル・ローズの体調不良によりアブダビ公演の短縮を余儀なくされた。フロントマンのアクセルは11月25日、一日中嘔吐を繰り返すといった体調不良にもかかわらずステージに上がり、20曲を歌い切ったところでコンサートを予定より早く切り上げた。

ファンが録画したビデオでアクセルは「今日は体調が悪い。ここ5時間吐いてばかりだったから点滴と注射をしてもらったよ」「中止ではなく、みんなのために出来るところまでやりたい」と話していたが、限界に達したようでステージを短く切り上げるに至った。　　

ギタリストのスラッシュはコンサート終了後、ツイッターで「アブダビ、お前らは今夜最高だった！」「アクセルは、かなり病気だったんだ。でもみんなすごく応援してくれた。ありがとう。また会おう！」ファンへの感謝を綴り、ベーシストのダフ・マッケイガンも、病気のアクセルが奇跡的にステージに立てたのはファンのおかげとツイッターに投稿している。

「アブダビありがとう！アクセルは奇跡を起こしたよ。あいつはひどく病気だった。40年以上やっている俺も見たことがないほどの底力を出していた。お前らのおかげだ。またな！」