亀田興毅が2度目の現役引退を発表

2018/11/10 22:32 Written by Narinari.com編集部

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亀田3兄弟の長男で、プロボクシングの元世界3階級王者・亀田興毅(31歳)が11月10日、公式ブログを更新。2度目となる引退を発表した。

この日更新されたエントリー「ご報告」では、まず、「現役を退き、プロボクサーを引退することにしました」と発表。今後は三男・和毅(27歳)をはじめ、選手たちのサポートやボクシング界の発展に力を尽くすという。

2015年10月16日の河野公平戦に敗れて現役引退した亀田。今年4月5日にJBCからプロボクサーライセンスの再交付を認められて現役復帰し、5月5日には、非公式戦ながらポンサクレック・ウォンジョンカムに2回TKOで勝利を収めていた。

ブログでも「因縁の相手であったポンサクレックと戦い、勝利をすることができました」とつづったが、現役を続行して悲願の一戦を待ち望んでいたローマン・ゴンサレスとの試合が実現せず、再びグローブを置くことになったことについて「彼との試合は
実現する事ができませんでした。正直、夢半ばといいますか、今でも戦いたい、悔しいと思う気持ちでいっぱいです」と、胸の内を吐露した。

ただ、「そんな気持ちを超えた新しい夢ができました。夢というより元より強く思っていた事。それが弟・亀田和毅が再び世界チャンピオンになる事。3兄弟でそろって二階級制覇という大記録を達成する事です」と新たな目標を設定。「実力、センス、努力。どこをとっても亀田和毅にはその可能性は十分にある。しかしここまで試合を実現するのが遠くなってしまったのは俺の責任でもあるし、だからこそ総力を上げて応援したい。今は和毅のためであれば何でもやりたいと思う。だからこそ、この大会TFCイベントプロデューサーとしての責務を全うしたいし、チームとして全力でサポートしたい」と、亀田家大復活をサポートすることに専念する決意を記した。

そして「この大会に限らずここからがスタートといっても良い状況なのでサポート役としてもう一度、世界にチャレンジしたい。その強い思いを持ってして現役プロボクサー亀田興毅とは今ここでお別れしたいと思います」と締め括った。

最後は「11月12日亀田和毅、WBC世界スーパーバンタム級、王者決定戦に挑みます。相手は欧州王者にして世界ランキング1位。不足なし。絶対に勝ちます。応援宜しくお願い致します」と呼びかけ、ブログを締めくくっている。

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