ディズニー／ピクサー記念すべき長編20作目「インクレディブル・ファミリー」が、11月21日にMovieNEX（4,000円／税別）、4K UHD MovieNEX（7,800円／同）で発売され、11月7日には先行デジタル配信が始まる。これを記念して、MovieNEXで楽しめるボーナス・コンテンツの中から、ブラッド・バード監督の解説付きで、本邦初公開となる3つの未公開シーンが一挙解禁となった。

1つ目の映像は、前作「Mr.インクレディブル」の直後を描いた、早い段階でお蔵入りとなってしまったという幻のオープニングだ。

「前作で家が大破したのを思い出させたかった」と、ブラッド・バードは振り返る。爆破により、家を失ったヒーロー一家は、かつてMr.インクレディブルなど、スーパーヒーロー達が所属していた政府組織の一員であるリック・ディッカーに迎えを頼む。ヒーロースーツに身を包み、人前には出られない一家の中で、自らを透明に出来る能力を持つ長女ヴァイオレットが大活躍する――。

2つ目の映像は、エドナ家のセキュリティシステムが大暴走するシーン。

初期構想では人工知能を搭載し、オートメーション化されており、制御不能となったシステムは、エドナの家を訪れたボブを狙い撃ち。そんな暴走したシステムに対して、トランスフォームしたボブのスーパーカーが躍動。繰り出される攻撃に次々と反撃する……。ブラッド・バード監督が「高度な技術を駆使した家が敵になったら面白いと思ってね。ボブとシステムとの戦いが最高だよ」と絶賛するが、惜しくもカットされてしまった。

3つ目の映像では、Mr.インクレディブルの古くからの友人であり、空気中の水分を瞬間的に氷結させることができる能力を持つフロゾンの妻・ハニーの姿が初公開。

前作「Mr.インクレディブル」には声だけ登場するが、その姿は明かされていなかった。ブラッド・バード監督は、視聴者がハニーの姿を想像できるようにあえてカットしたといい、ここだけでしか見られない貴重なハニーの姿に注目だ。

ほかにもMovieNEXには製作の舞台裏や未公開シーンまで盛りだくさんの映像を収録。また、先行デジタル配信（ボーナス・コンテンツ付き／セル）でもボーナス映像を見ることができる。