千葉真一の娘が父譲りの“殺陣”伝授

2018/11/02 04:27 Written by Narinari.com編集部

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女優の真瀬樹里が、11月29日〜12月7日に東京・銀座九劇アカデミアにて、自身初の殺陣ワークショップを全4回にわたり開催することが決定した。真瀬は、昨年6月に亡くなった野際陽子さんの一人娘で、“元祖アクションスター”である千葉真一を父親に持つ女優で、父譲りの殺陣の腕前には定評がある。

過去には映画「キル・ビルVOL.1」(2004年)に出演し、殺陣指導も行うなど、映画のアクションシーンに貢献。“ハリウッドお墨付き”の殺陣の技術は、2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」など、数々のドラマや映画で披露されている。

今回、初めてワークショップを開催する真瀬は、殺陣とは「命のやり取りを表現する究極の芝居」だと語る。

「一手一手はセリフであり、手と手の間は行間であり、その全てに芯と絡み、絡み同士の心のキャッチボールがある」とし、「それを思う通りに表現できるようになる為には、相当な肉体や技術の訓練が必要なのです」

そして「最後は立ち廻りをひとつ完成させて、楽しかった!気持ちよかった!という経験をしてもらいたい」と意気込みを語った。

故・深作欣二監督を父に持ち、自身も映画監督の深作健太は、幼い頃から真瀬と共に父親の撮影現場に足を運んでいたという。深作はそんな時代を振り返り、「親父(深作欣二)も野際さんも、もういない。だけど、今ここに真瀬樹里はいる」と、今回のワークショップに期待を寄せ、「みんなの意志を受け継ぎ、世界に立ち向かう、自分の殺陣と演技を創り上げている。貴重な機会だから是非、体験して欲しい。代を重ね、鍛えられて強くなる、日本映画の〈剣〉を」と熱く呼びかけている。

真瀬の殺陣ワークショップは、未経験者向けと経験者向けの2クラスを用意。最終日には、グループごとに一本殺陣を発表する予定だという。ワークショップの詳細や申込み方法については、銀座九劇アカデミアのホームページを参照。

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