トランプ大統領に“楽曲使用停止通告”相次ぐ

2018/10/31 01:25 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


ファレル・ウィリアムス(45歳)が、ドナルド・トランプ米大統領に対して、楽曲の使用停止通告書を送ったと報じられている。

トランプ大統領が10月27日、ペンシルバニア州ピッツバーグで起きたユダヤ教礼拝所銃乱射事件の直後にインディアナ州で開かれた政治集会で、ファレルの「ハッピー」を無断使用したとして、ファレルは弁護士を通じて使用停止を求める文書を送った。

ザ・ハリウッド・レポーターの入手した同通告書には次のように綴られている。

「11人もの人々が、狂信的な『国家主義者』の凶弾に倒れた日に、あなたはインディアナ州での政治集会に集まった群衆に向けてファレルの『ハッピー』を流しました」
「土曜日に我々の国を襲った惨劇に『ハッピー』な点は一切ありません。また今回の集会での同曲の使用も認められていませんでした」
「ファレル・ウィリアムスは『ハッピー』の著作権所有者で、使用独占権を所有しています。ファレルは今までもこれからも、あなたの政治活動中いかなる発言の場においても、楽曲の使用許可を与えることはありません」

トランプ大統領による楽曲無断使用に警告を出したのはファレルが初めてではない。今月初めにはプリンスの異父兄弟であるオマール・ベイカーが、「プリンス遺産管理団体は、トランプ大統領またはホワイトハウスに対し、プリンスの楽曲使用許可を与えたことはなく、即刻使用停止するよう要求します」とツイートしている。

またスティーヴン・タイラーも、3年前の大統領選キャンペーン中におけるエアロスミスの「ドリーム・オン」使用に対し警告を送ったのにも関わらず、今年8月の政治集会で「リヴィング・オン・ジ・エッジ」を無断使用したとして停止通告書を送っていた。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.