手帳に残したい身近な人の名言、今年の手帳大賞発表

2018/10/16 15:52 Written by Narinari.com編集部

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手帳業界のシェア1位の高橋書店は10月16日、手帳に残したい身近な人の名言を募集する「第22回手帳大賞」の結果を発表した。応募総数20,018通の中から選出された、大賞と部門賞を紹介しよう。

審査員が思わずうなるような数々の応募作品の中で、大賞には「明日また友達になる」が選出された。

この言葉は「学校でけんかをして『一生遊ばない』と言い合った同級生と、明日はまたお友達になるそうです」と、9歳の娘から話を聞いたお母さんの応募作品。たとえ今日けんかをしても、明日顔を合わせればまた友達になれる、子供たちの明るく純粋な絆が表れた言葉となった。大人になってからのけんかはなかなか割り切れずに、そのまま疎遠になってしまうといったこともしばしば……。そんな大人たちに向けた、純粋な子供からの名言が大賞となった。

また、今年から各部門賞がスタート。各部門賞に選ばれた言葉は次の通りだ。


☆恋愛部門:誰かの手帳に自分の誕生日がメモされているのは、幸せなことだね。

恋愛部門には数々の胸キュン作品の中から、20代男性が彼女から言われた名言が選出された。

応募者コメント:新しく買った手帳に、彼女の誕生日をメモしたときに言われました。自分は何人の手帳に誕生日をメモしてもらってるんだろうと考えてしまいました。


☆仕事部門:人を叱る時は、ラブレターを書くようにね

仕事部門では、50代男性が教育実習時に担当だった先生に言われた言葉が選出された。

応募者コメント:ずいぶん昔、教育実習に母校を訪ねた時に、生徒への叱り方を担当の先生より教えていただいた言葉です。相手を思い最良の言葉を投げかける極意です。


☆家庭部門:パパ、おヒゲある?

家庭部門では、ある朝、40代パパが5歳の娘に言われた一言が選出された。

応募者コメント:ある朝、僕の寝ているベッドに来た娘が言った一言です。「なぜ?」と尋ねると、「朝、おヒゲがある時はパパお休みだもん」と娘は笑いながら言いました。僕は思い切り抱きしめました。子供はよく見ているものですね。


☆過去の手帳大賞受賞作品

第21回 人数もおかずのうちだね。
応募者コメント:ひとりで暮らしている82歳の母が、誕生日に息子・娘家族7人で集まって食事をした際、ふと口にした言葉です。大勢でいただく食事は、どんなごちそうよりも心の栄養になるのかもしれません。

第20回 病室の夕陽より、やっぱり台所の朝陽ね
応募者コメント:(ガンの)外科病棟を退院し、帰宅した翌日、台所に立った妻の一言。

第19回 お父さんのにおいはおつかれ様のにおい。
応募者コメント:6歳の息子が、父親にぎゅーっとして言った一言です。子供なりに父親の頑張りを分かっているのだと感動しました。

第18回 「幸せ」って字、逆さにしても幸せなんだね。
応募者コメント:私が懸賞にはまっていた頃、食卓テーブルでハガキを書いていると、息子がのぞき込んで言った言葉です。彼が指さしたのは住所の中の一文字ですが、何かすごく「深い事」を言われた気がしてドキッとしました。いつまでも忘れない一言でしょう。
第17回 本当にいいものはみんなタダでできているねー。
応募者コメント:朝の澄んだ空気。夕焼けの美しさ。家族の笑い声。元気をもらえるいいものってタダでできているんですね。いつだったか母親が言った言葉です。

第16回 明るい貧乏めざすわ!
応募者コメント:釜石に住んでいる姪は、3月11日の大津波で5年前に新築したばかりの家を流されて、35年のローンだけが残りました。小学校入学目前の長男のために用意した机やベッドも全て流されました。何と言って慰めて良いのかと思いつつ、とにかく励まそうと電話したところ、彼女の力強い一言でこちらが励まされてしまいました。単純明快ですが、たくましい一言でした。

第15回 時間ってあんがい、柔らかいものよ。
応募者コメント:私と弟を育てるために、昼は工場勤務、夜はファミリーレストランでバイト。まさに寝る間も惜しんで働きつづけた母も還暦を迎え、今は平穏な日々をすごしています。あの忙しい中、ご飯も手作りだったし、旅行にも連れて行ってくれたし、八つ当たりされた記憶もない……。いったいどうやって時間をやりくりしていたの?と、たずねたときの一言です。

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