世田谷区長、漫画家・山本さほへの“酷い対応”謝罪

2018/10/03 13:35 Written by Narinari.com編集部

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東京・世田谷区の保坂展人区長は10月3日、同区役所の仕事を引き受けた漫画家の山本さほさんへの“酷い対応”を謝罪している。

山本さんは2日、自身のTwitterで「世田谷区役所と仕事したんだけど、やばすぎて笑うしかなかった…。人のことなんだと思ってんだろう」と、区役所とのやり取りをマンガで公開。


それによると、世田谷区から海外の子どもたちにマンガを教えるイベントの講師を依頼され、仕事を引き受けた山本さんは、区側が誤って押さえたお店のキャンセル料2万円を請求されたそう。その際に担当者から「山本さんにお支払いいただきますので〜」「山本さんにも責任」などと言われたという。また、店側に確認したところ、「もともと私のギャラは予算から場所代を引いたものだった事が発覚」したとも明かし、「フリーサンスの仕事をなんだと思ってるのでしょうか」と結んだ。

このマンガはTwitterやまとめサイトなどで拡散され、世田谷区役所の担当者に対する非難が殺到。大炎上状態となったが、3日に保坂区長がTwitterを更新し、山本さんに対する“酷い対応”を謝罪した。



保坂区長は「オーストラリアの姉妹都市交流のプログラムで、漫画家の山本さほさんに御協力をいただいたワークショップのことで、管理職に事実確認をしました。ダブルブッキングで生じたキャンセル料を謝礼から差し引く等の発言をしたことがわかり、山本さん他関係者に多大なご迷惑をかけたことをお詫びします」「担当課長が漫画家の山本さほさんに連絡をさしあげ、本日中にお会いして、直接お詫びをさせていただくとのことです。さらに、なぜこのような誤った対応をしてしまったのかを調べると共に、同様のことを繰り返すことのないよう厳正に指導いたします」とツイートしている。

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