アヴィーチー公式サイト、ファンが思い出語る場に

2018/08/30 00:37 Written by Narinari.com編集部

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アヴィーチーの公式サイトが、彼の親族により故人を偲ぶネット上の記念碑に変貌した。今年4月20日、自殺により帰らぬ人となったティム・バーグリングことアヴィーチーの思い出と偉業を留めるためにと、親族がAvicii.comを当人を偲ぶサイトへと様変わりさせたようだ。

ウェブサイト上には「ティムの音楽は世界中の人々を時間を越えた思い出と共に一つにしました。このスペースは皆さんが我々と共に思い出を共有する場所です。あなたにとってアヴィーチーとは何だったのかを世界に発信するのです。彼の音楽、そしてあなたの思い出は永遠です」と綴られ、ファンらはアヴィーチーとの思い出を自由に投稿できる仕組みとなっている。

また、最近はクリス・マーティン参加のアヴィーチーの曲「へヴン」のリリースが発表されたばかり。今月始め、長年の仕事仲間のカール・ファルクが、アヴィーチーの未発表の曲に関して動いていることを明かしていた。

ミックス作業のモニターが映った写真と共に、カールはインスタグラムを通して「昨日はこれらの曲を仕上げようとしつつ、おかしな、そして感傷的な一日だった。そばにお前がいなければ、プロデュースの作業だって同じわけがない。俺の肩越しにこの曲のあらゆる細部をチェックしていたお前がいないのがさびしい」と綴っていた。

一方、アヴィーチーの地元スウェーデンのアフトンブラーデット紙によると、彼が残した未発表曲は200曲余りにもなるそうで、関係者によると親族らは彼の所属レーベル、ゲフィン・レコードとそれら未発表曲のリリースについて話し合いの場を設けたという。同レーベルのマネージャー、ニール・ジェイコブソンも「正直、アヴィーチーの曲の中でもベストなものです」と話している。

未発表曲によるアルバムリリースが実現すると、2015年「ストーリーズ」以来の新作となる。

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