エド・シーランが盗用疑惑否定

2018/08/23 00:21 Written by Narinari.com編集部

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エド・シーランが、マーヴィン・ゲイの曲「レッツ・ゲット・イット・オン」盗用の疑惑を否定した。エドの「シンキング・アウト・ラウド」が、1973年発表の同曲に酷似しているとして現在裁判沙汰にまでなっている状況だが、ザ・ブラストが入手した文書によると、エドはその訴えを正当化するような類似点はないと今回反対の意を唱えたそうだ。

その文書はマーヴィンの曲の著作権を所有している団体SASとエドによる共同声明となっていて、お互いの立ち位置を説明しつつ、双方が納得できる着地点を見つけていないことが記述されている。

エドは「レッツ・ゲット・イット・オン」と自身の曲は実際似ておらず、もし似ているとしてもそれは音楽における共通のテーマだけで、特にマーヴィンの曲に絞られるものでもないとしている。また、エドはこの訴えの棄却を求める、さらに別の文書を用意しているそうだ。

今年始めにエドは同団体から1億ドル(110億円)の賠償金を求める訴えを起こされ、かの有名なマーヴィンの曲と同じ「メロディー、リズム、ハーモニー、ドラム、ベースライン、バックボーカル、テンポ、シンコペーション、ループ」を盗用したと非難されていた。被告の名前にはエドのほか、ソニーATVミュージック・パブリッシング、アトランティック・レコード、そして共同作曲者でエドの幼馴染でもあるエイミー・ワッジが挙がっている。

この曲の盗作に関するエドへの訴えは今回が初めてではなく、2016年にはマーヴィンとの共同作曲者でもあった故エド・タウンゼントの相続人らからも「激しく似ている」と非難されていた。

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