新天地に臨む乾貴士、“いじられキャラ”継続へ

2018/07/23 06:16 Written by Narinari.com編集部

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日本代表メンバーとしてロシアワールドカップに出場した乾貴士(レアル・ベティス)が7月22日、都内で開催された「ウブロ チャリティーイベント」に出席。子どもたちとミニゲームやキックターゲットにチャレンジするとともに、今季から新天地に臨む上での意気込みなどを明かした。

「ウブロ チャリティーイベント」はスイスの高級腕時計ブランド「ウブロ」が、平成30年7月豪雨で被害を受けた子どもたちがサッカーを心から楽しめる環境を取り戻すことを目的に開催。乾は同席した大迫勇也(ヴェルダー・ブレーメン)とともに、選ばれた20名の小学生とストレッチやミニゲーム、そしてキックターゲット(寄付の金額が記された的を狙ってボールを蹴るゲーム)を行い、合計170万円がウブロより日本サッカー協会を通じて被災した地域の子どもたちのために寄付されることになった。

イベント中、MCのハリー杉山からさまざまな質問を投げかけられた乾。まずは「貴重な2点目だったので。素直に嬉しかったです。強い球を蹴ろうと思ったらたまたま無回転になった」とベルギー戦のゴールを振り返った上で、対戦したエデン・アザール選手(チェルシーFC)を絶賛。「もう止めようがなかった。ドリブルもそうですし、パスもシュートもすべて。当たり負けもまったくしない。何をやらしても一流」と度肝を抜かれたことを明かし、「(アザールは)本当に世界トップレベルだったので、ああいう選手を見習ってほしい」と日本の子どもたちに奮起を促した。

新シーズンから3年間在籍したSDエイバルを離れ、セビリアに本拠地を置くレアル・ベティスでプレーすることについては「(ベティスは)去年監督が代わっていいサッカーをするようになって。すごく面白いなと見ていたので、そのチームからオファーがあったので、自分もそういうサッカーを一度やってみたいと思いましたし、まぁスペインらしいサッカーというか、それができるので楽しみです」と期待。「チームのサッカーというのがエイバルとはガラッと変わりますし、戦術というところでも早くまずは監督の要求しているところを覚えなくてはいけないですし、その中で試合に出たときに何ができるのかっていうのを、しっかり練習からやっていきたい」と意気込んだ。

また、「エイバルではすごく“いじられキャラ”だったんで、それは継続していきたい」とも。その親しみやすいキャラクターを活かしていち早くチームに溶け込み、存在感を発揮していく心づもりだ。

「ウブロ」は2010年に「FIFAワールドカップ」パートナーシップ契約を締結。「2018 FIFAワールドカップ」では電光掲示板(デジタル選手交代ボード)、審判が着用したスマートウォッチなどを提供している。

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