100歳まで生きたい? 約8割が「そう思わない」

2018/07/18 15:17 Written by Narinari.com編集部

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アクサ生命保険は、昨年、新語・流行語大賞にもノミネートされた“人生100年時代”に対する意識とその実態について調査すべく、「人生100年時代に関する意識調査」を実施、結果を公表した。

この調査は、20代〜60代の男女1,000名を対象に行われたもの。まず、“人生100年時代”をどのように捉えているかについてたずねたところ、50.7%が「ポジティブ」、49.3%が「ネガティブ」と回答、また、老後の生活については「楽観的に見ている」が38.9%、「悲観的に見ている」が61.1%となった。

次に、「人生100年時代において、あなたは100歳まで生きたいと思いますか?」と質問したところ、「あまりそう思わない」(41.9%)、「まったくそう思わない」(36.9%)と、約8割にあたる78.8%が「100歳まで生きたいと思わない」と答え、100歳まで生きることを望む層はわずか21.2%と少数派であることが明らかに。

その理由としては「長生きしても生活に余裕がないのではないかと思うから」(30代男性)、「お金がない状態と医療費の増える時期と重なりそう」(40代女性)、「無理して長生きするより、短くても楽しく充実した生活をしたい」(50代男性)などの意見が寄せられ、かつては普遍的だった「長生きは喜ばしいこと」といった価値観も、これから変化していくことが予想される。

さらに、「長生きすることは、リスクになると思いますか?」との質問では、78.6%が「そう思う」と回答。その内容について聞くと「身体能力の低下」「収入の減少(賃金不安)」「年金制度」が、長生きの3大リスクとして挙げられた。こうした課題に対する漠然とした不安は、大なり小なり8割以上(81.6%)が実感している一方で、実際に充分な備えができている人はわずか16.0%という現実も明らかに。経済的な理由を除いては「何を備えれば良いのかがわからない」といった意見が最も多いことが分かった。

アクサ生命保険は「人生100年時代」を一緒に考えていく特設サイト「人生100年の歩き方」を開設している。

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