1996年の2パック殺害事件、地元警察は現在も捜査中

2018/07/07 01:03 Written by Narinari.com編集部

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1996年9月、2パックことトゥパック・アマル・シャクールが殺された事件について、ラスベガス警察署は現在も捜査中であることを明かした。  

ラスベガスで車に乗って移動中、銃撃に倒れた2パックだが、最近になってその車に同乗していた元ギャングメンバーのデュアン・キーフD ・キースが同事件に関する新たな証言をしたことで、同署は今も殺人事件として取り扱っていることを発表した。

BET制作のドキュメンタリー番組「デス・ロウ・クロニクルズ」に登場したキーフDは、「俺はコンプトンの中心人物、ドラッグディーラーだった。2パックの殺人事件に関して知っている唯一の生き残りだ」「皆が俺を20年間追い続け、今やっと表に出てきた。理由はがんを患い、もはや何も失うものはないからだ。目下の関心事は事件の真実のみさ」と語り、当の犯人についてはストリートの掟に反するとして特定するのを拒みながらも、「(銃弾は)後部座席から放たれた」と告白していた。

計4発の銃弾を受け、6日後に死亡が確認された2パックだが、現在ファンたちがChange.orgを通して、ラスベガス署に対してキーフDにコンタクトを取るよう請願しているところだ。

一方、同署が発表した声明にはこう記載されている。

「我々は2パックに関するBETのインタビューを考慮しています。あの証言以後、我々はここ数か月、事件の全容について再検証をしているところです」
「提出された逮捕状についてのいくつかの報道は誤っています。今もって殺人事件として取り扱っている段階です」

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