辺見えみり、母・辺見マリの“洗脳生活”告白

2018/07/06 08:18 Written by Narinari.com編集部

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タレントの辺見えみり(41歳)が、7月5日放送の「直撃!シンソウ坂上」(フジテレビ系)に出演し、母で女優の辺見マリ(67歳)の“洗脳生活”についてテレビで初めて語った。

約13年間で5億円近い大金を「拝み屋」と称する人物に洗脳され、貢がされたマリ。母の金銭トラブルが明るみに出た頃、12歳だったえみりは「いつも強い人というイメージだったが、寝室に聞こえるくらいの大声で泣いて帰ってきた。自分の心のバランスが崩れちゃったんだろうというのは感じましたね」と当時を振り返る。

えみりは歌っている母親が大好きで尊敬していたので、歌を捨てて修行に打ち込んでいく母に「ヤバいな」と感じ始め、「好きな母親。一緒にいたい」という気持ちと「何か変わっちゃった。何か気持ち悪いな」という気持ちの葛藤がある中で母と一緒にいられる時間を大事にしたとコメント。

そして、母が自宅を売却してしまうと、えみりは「ああ、お母さんじゃなくなっちゃったな。小さい頃のお母さんはもういなくなっちゃった。辺見マリさんではなかった」とその時の心境を語った。

その後、えみりは芸能界に入るが、その時の数千万円という契約金も母に使い込まれており、「それも使っちゃったんだ。すっごい……最低だな」と思ったそう。洗脳が解けても、えみりは母に裏切られたという思いがあるため、すぐには仲良くなれることもなく、関係の修復には時間がかかったという。

番組では母親に対し、「インタビューを終え、何故お母さんのことを嫌いにならなかったのか……考えてみました。やはり子供の頃からとにかく愛情をたくさんくれたこと。あとは私のことをいつも信じてくれたから……。私はもう恨むとか、この時こうならなければ良かったとか、そんな事は思っていません。おじいちゃんとおばあちゃんはもういないけれど、残った私たち家族で楽しい時間をつくっていこうね」と、えみりからの手紙が読み上げられ、マリは涙ながらに感謝の言葉を述べた。

Twitterなどのネットでは「辺見えみりえらいなあ。許せるのはなかなか難しいよね」「最後のVTRと手紙が感動した」「洗脳って怖いなあ」といった反応があるようだ。

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