中島美嘉「雪の華」、登坂広臣×中条あやみで映画化

2018/06/28 14:56 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


中島美嘉が歌う冬ラブソングの名曲「雪の華」が、三代目J Soul Brothersの登坂広臣と、女優の中条あやみ、さらに豪華キャスト&スタッフにより映画化されることがわかった。

2月に登坂×中条の共演、フィンランドで長期ロケ敢行の大型ラブストーリー企画とだけ発表され、謎に包まれていた本作。それが「雪の華」の映画化で、橋本光二郎監督、岡田恵和脚本により撮影が進められ、このたびオールアップを迎えたタイミングで、全容が解禁となった。

脇を固める俳優陣は、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一ら。公式サイトもオープンし、超特報を公開。「雪の華」のイントロに乗せて「神様、どうか一度だけ、私に恋をください。」という美雪(中条)の願いで始まる映像で、中島美嘉の透き通る歌声に乗せて、フィンランドと東京、それぞれの美しい景色を織り込みながら、雪の中で切なげに見つめあう登坂・中条の表情が胸に迫る映像になっている。


☆ストーリー

「神様、どうか一度だけ、私に恋をください」
東京−フィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。
幼いころから病気のために、幸せになることをあきらめてきた美雪。余命を宣告された彼女の唯一の目標は<約束の地>フィンランドでオーロラを見ることだった。
ある日、美雪はひったくりにあい、声も出ずその場でへたり込んでしまう。そんな彼女の前に現れたのは、ガラス工芸家をめざす青年・悠輔だった。
「声出してけよ!声!」まっすぐな彼の言葉は、凍りきっていた彼女の心をじんわりと溶かしていく。悠輔の働く店が危機になっていると知った美雪は「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかけて――。
かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気をあたえて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。東京と<約束の地>フィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。


☆中島美嘉 コメント

「雪の華」が映画になります。私がこの曲をはじめて歌ったのはちょうど15年前で、映画になると知ったときはビックリしましたが、良い曲というのは時代を超えるんだなということを今、あらためて感じています。
脚本を読ませていただいた時はこの曲をこういう風に広げるんだと感動し、本当に素敵なラブストーリーなので、観た人全員が共感できる、すごいなと思える作品になると私も確信しています。また登坂さんと中条さんが演じることで「雪の華」という曲自体にも新しい見え方が生まれると思いますし、本当にこの曲を歌わせてもらって良かったと改めて感じています。映画と曲とを一緒に楽しんでもらえるのが一番良いですが、皆さまの感性で曲の方はお好きなように解釈して頂きたいし、映画も絶対に楽しめると思います。楽しみにしていてください。


☆登坂広臣 コメント

この度の映画撮影が無事にクランクアップを迎え、いよいよ全容が明かされた今、期待感が高まると同時に改めて気が引き締まる思いです。僕自身が普段アーティストとして活動しているからこそ、中島美嘉さんの楽曲「雪の華」をモチーフとした作品に携われることを光栄に思いますし、同じアーティストとして楽曲に対して感じたことを、自分なりに落とし込みながら、作品の世界観や悠輔という役と向き合ってきました。より多くの方々に届けられる作品にするべく、信頼できるスタッフの皆さん、中条さんをはじめとするキャストの皆さんと一緒に作り上げてきた作品ですので、是非公開を楽しみにしていてくださればと思います。


☆中条あやみ コメント

初めて台本を読み終えた時、純粋なラブストーリーに心が温かくなりました。
生まれた時から身体が弱く、幸運になる事を諦めていた美雪は、悠輔と出会い、少しぶっきらぼうだけど大きな心を持った優しさに触れ、生まれて初めて、勇気を出して声にする事ができ、悠輔との最後の思い出を頑張って作ろうとしていくうちに、それが幸せな思い出になり、まだ生きたい…と思ってしまった。
美雪を演じていて、人は誰かを一生懸命愛し、愛される為に生まれてきたんだなと感じました。
そんな美雪の姿に私自身も、勇気付けてもらったように、1人でも多くの方に美雪のパワーが届きますように。
フィンランドの夏の木々が青々とした色鮮やかな街や、冬の綺麗で儚い雪景色で撮った2人のシーンもとても素敵な画になっていると思うので 、私自身、早く皆さまと劇場で観れることを楽しみにしています。


☆橋本光二郎監督 コメント

楽曲を映画にするのは、僕自身初めての経験でした。多くの世代に愛され、歌い続けられて来た中島美嘉さんの「雪の華」は、人を愛することについて歌ったとても強く、切なく、美しい曲です。映画「雪の華」も、引っ込み思案の一人の女の子がある青年と出会い、彼にただまっすぐに恋をすることで、どんどん前向きになり自身の足で人生を歩み始め、一人の女性として成長してゆくラブストーリーです。またとても純粋な愛の物語であると同時に、たった一度でも勇気を出せば誰にでも起こりうるお話だとも思っています。
物語の核となる、彼女に生きる勇気を与えていく男性役として登坂広臣君、恋によって一人の女性として成長してゆく女の子を中条あやみさん。今、最も魅力ある二人が役柄に誠実に向き合い、繊細に時にコミカルに演じてくれている姿もこの映画の魅力だと思っています。
フィンランドの壮大な景色とともに、これまでとは一味違ったラブストーリーになると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。


☆岡田恵和(脚本)コメント

一時だけのヒット曲ではなく、後世にずっと残っていく曲でないと、この企画は成立しません。そして映画の最後にこの歌が流れることが約束されているという企画ですので、どういう関係の二人のどんなストーリーが一番しっくりくるのか、かなり考えました。
中高生は憧れが持てるように、そして大人の人たちにも共感してもらえるように、とにかく恋におちていく二人が、かわいく見えたらいいなと思いながら書いていました。
すごくシンプルに言うと、諦めないで勇気を振り絞れば、きっと何かが起きるという物語です。観た方が自分の可能性を信じられる映画になったらいいなと願っています。あとはやはりラブストーリーですので、悠輔と美雪に思いっきり感情移入して、ハラハラしながら二人の恋の行方を見守っていただけたら、うれしいですね。


☆渡井敏久プロデューサー コメント

2014年12月30日に行われた「一万人の雪の華」という、観客1万人で中島美嘉さんの「雪の華」を合唱するイベントに参加した事からこの企画が始まりました。元々知っている曲でしたが、今も衰えない圧倒的なパワーを感じ、この楽曲をモチーフに映画が作れないかと考えました。“初めて愛を知った喜び”と、“相手を想う強い気持ちと決意”が、美しいメロディーにのせて歌い上げられている曲ですが、聴く人が幸せな時も、そして恋を失くした時も、そっと優しく寄り添ってくれるラブソングだからこそ、いつの時代も人々に愛される魅力があり、この歌が画になった時により多くの感動を届けられるに違いないと確信しております。年代を超えて愛され続けている「雪の華」という楽曲の強さを借りて、純粋な王道のラブストーリーを皆さんにお届けできたらと思っております。観て頂いた方々に“一生懸命生きていれば何かが変わる”と、希望をもって頂けるような映画になれば幸いです。

映画「雪の華」(配給:ワーナー・ブラザース映画)は、2019年2月全国ロードショー。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.