北野武、デジタルアートの“現代版お化け屋敷”に感動

2018/06/27 22:11 Written by Narinari.com編集部

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北野武(71歳)が6月27日、都内で行われた「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com先行内覧会」に登壇。同施設の魅力、そしてデジタルアートについて、チームラボ代表の猪子寿之氏、プラネッツ代表取締役の野本巧氏と意見を交わした。

“超大型デジタルアート空間”として東京・豊洲に期間限定(2018年7月7日〜2020年秋)オープンする「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」。約2年前に東京・お台場で開催されて人気を博した「DMM.プラネッツ Art by teamLab」をスケールアップさせたデジタルアートテーマパークで、今回は総敷地面積10,000平方メートルの巨大な空間に7つの没入型デジタルアート作品を展示する。

前回の「DMM.プラネッツ Art by teamLab」と比べ、その印象について意見を求められた北野は「去年よりも今年、今年よりも来年とコンピュータとかの進化がものすごく速い」と技術的な進歩にまず驚きを示し、「面白いのは映像やなんかの視覚的な刺激と、実際に水が冷たいのとか、想像力と実体験のあれが一緒に来るので、ソファがものすごいぐちゃぐちゃのところ(※作品のひとつ「やわらかいブラックホール」)で人間の身体がこれほど言うことをきかないのかと思い知らされることもあったりして、ものすごく面白かったですね」と感想を漏らした。

その上で、自由に浮遊する光の球体によって埋め尽くされた空間「変容する空間、広がる立体的存在 - 自由浮遊、3色と新しい9色」については、「色じゃなくて、あの形が劇的に変わってくんないかな。四角になったりとか」と作品についての提案も。そして「“恐竜世界”とか。鳥の目線で飛んでいると、何とかサウルスが飛んできたり。あと、宇宙そのものに宇宙飛行士のような感じでいて、いろいろなものが見えるといいな」と自身として作ってみたいデジタルアートのアイディアを述べた。

また、野本氏が現在アメリカ・ニューヨークで「 チームラボ プラネッツ NEWYORK」を準備していることを明かした際には、「いいですね。裸足になることに抵抗がなくなってきた(※「DMM.プラネッツ Art by teamLab」と「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」はゲストが裸足で体験する)。今度はパンツを脱ぐことに抵抗をなくしていただいて、“吉原 in NEWYORK”という。吉原花魁ショーをやっちゃうという。そのぐらいの発想力がいいですね」と笑いを誘い、「じゃんじゃんいってほしい」とエール。そして「(「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」は)“現代版のお化け屋敷”と思ってくれればいいんで。いろいろな感動があるので、一日中楽しんでください。本当に面白いです」とアピールした。


◎チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com
住所:東京都江東区豊洲6-1-16
オープン:7月7日(土)18:00〜
会期:2018年7月7日〜2020年秋
時間:平日10:00〜25:00/土日祝9:00〜25:00 ※最終入場は24:00

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