トム・クルーズが、映画「ミッション:インポッシブル」シリーズ作品をあと2〜3本作る予定を明らかにした。
日本では8月3日に公開が始まるシリーズ第6弾「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」でイーサン・ハント役を続投しているトムだが、そのキャラクターにはまだまだ可能性が秘められていると感じているようだ。
「この先、2〜3本くらいの次のステージに向けては色々アイデアがあるんだ」
「まだそれについて語る気はないけど。『フォールアウト』を見てもらえば分かってもらえると思うよ。このシリーズの叙事詩的な作品になっているから」
「(監督のクリストファー)マッカリーとはそれについて話をしたことがあって、僕は『このシリーズをこんな形で膨らませる権利を僕らは得たんだから』って言ってたね」
すでに6作もこのシリーズに参加しているトムだが、製作がラクになることはないようで、「実際に製作を始めるまでは、手立てを心得ている気分なんだ。ありがたいことにね」「でも実際のところは『どうしよう、どうしていいか分からない』ってなるんだ。慣れた『ミッション』なんだからいつも通りやればいいはずなんだけどね」と続けた。
一方でマッカリー監督は、2014年の「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」に続きシリーズ2作目の参加となるが、「フォールアウト」を前作とは全く違う作品することを目指したそうで、トータル・フィルム誌にこう話している。
「またこのシリーズに戻ってこようと思った理由は、前作と全く違う作品を作る機会があったからなんだ」
「『ミッション』シリーズの美学と言えば、毎回違う監督というところだし、それを維持したかった」
そのためにマッカリーはスタッフも一新し、「ローグ・ネイション」の時に描いていたシリーズへの構想を一掃したと説明した。