ジョージ・ルーカスが、もともと考えていた「スター・ウォーズ」シリーズの「エピソード7」以降のストーリーを明らかにした。ルーカスは2012年にディズニーがルーカスフィルムを買収する前、さらなる三部作の構想を練っていたという。
ルーカスはテレビ番組「ジェームズ・キャメロンズ・ストーリー・オブ・サイエンス・フィクション」のインタビューで、「(次の『スター・ウォーズ』の3部作は)短命の世界になるはずだったんだ。でも、この世界の生き物は我々とは違った生き方をしているんだ」「僕はウィルスと呼んでいる。ウィルスは宇宙を支配しているんだ。彼らはフォースを食べちゃうんだ」「もし自分の会社をまだ持っていたら、製作しただろうね。もちろん、多くのファンが嫌うだろうさ。『ファントム・メナス』とかみたいにね。でも、少なくともストーリーの始まりから終わりまでが語られたさ」と話した。
ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルは以前、ルーカスが抱いていた当初の続編のアイデアについてほのめかしており、1970年代のオリジナル3部作では、登場するキャラクターたちに対して円環を成すつながりがルーカスのアイデアにはあったが、この新しい3部作にはリレー競走のようなものを感じるとしていた。
「ジョージは弧を描くつながりを考えていたんだ。もし彼が詳細を詰めていなかったら、(続編の3部作が)どこへ向かうのかといった全体像が多少なりとも分かったかもね。でも、今度のは寧ろリレーみたいだよ」
「走っていて、次の走者にバトンをパスするんだ。で、受け取ったらまた走る感じだね」
「ライアンは次の9作目に何が起きるか決めてなかったんだ。もともとはコリン・トレヴォロウにバトンタッチするつもりだったけど、今はJ・Jなんだよね」
「絶え間なく進化しているし、生きてもいるし、呼吸もしているようなものさ。誰が出演しても、等身大の演技をすることになるよ」