タレントの小倉優子（34歳）が5月31日、食品宅配サービス「オイシックス」の“ママサポーター”に就任し、同サービスの新商品プレゼンテーションに初挑戦した。

“ママサポーター”という名称を聞くとイメージキャラクターを連想するが、小倉とオイシックスの関係は本格的だ。小倉は2017年から同社の商品「Kit Oisix」の商品監修に携わり、週に数回は同社の社員と商品に関して意見を交わしたり、同社オフィスや自宅で何度も試作を繰り返したりという熱の入れようで、まるで開発担当社員のように取り組んでいるという。

運営会社オイシックスドット大地の高島宏平社長は「ゆうこりんは本当に（オイシックスの）社員のようで、（監修した）商品の売れ行きをすごく気にしている」とコメントすると、小倉は「関わった以上は売れないと申し訳ない。関わるからには多くの人に喜んでもらいたい」と真剣に返答。また、高島社長は売れ行きが良くない商品の要因や商品に対する不満などのコメントを強く意識している小倉の姿勢に関心していた。

その後、小倉は「人生初の経験」だという新商品のプレゼンテーションを実施。小倉が監修した「Kit Oisix 小倉優子の手作りバターチキンカレー」について、商品を考案した背景や取り入れたユーザーの意見、親子で食育を楽しめる工夫などについてパワーポイントのスライドを用いて説明。画面に映し出されたスライドを進める際にはスタッフに目配せをして進行するなど、その様子はキャリアウーマン顔負けだった。

今後について意気込みを聞かれると「（監修した商品が）私のように働きながら子育てしているママの手助けになれば」と真剣な表情で答えた小倉。同社によると、今後小倉は商品の共同開発やサービスの改善に関わっていくとしている。