中国の“アイアンマンお父さん”が話題に

2018/05/29 05:24 Written by Narinari.com編集部

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現在公開中のマーベル最新映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」。中国でも5月11日に公開され、大ヒットを記録しているが、そんなブームの影響もあってか、先日中国では息子を喜ばすために“アイアンマンになりきったお父さん”が脚光を浴びた。この男性、4か月かけてスーツを自作しただけでなく、しっかり着用できるように肉体改造にも励むなど、かなりの本格派のようだ。

地元メディアの報道によると、浙江省海寧市で暮らす37歳の張力誠さんと息子の逸波くんは、マーベルの大ファン。ふたりとも特に“アイアンマン愛”が強く、いつしか張さんは息子のためにアイアンマンスーツを制作・プレゼントしようと考えるようになった。

しかし息子の成長は早く、幾つになっても着用できるようなスーツを作るのは難しい。そこで張さんは考えを改め、自身がスーツを着用して「アイアンマン」になり、息子を喜ばしてあげようと計画を修正した。

そして自宅の片隅に作業場を設けた張さんは、さっそく本格的なアイアンマンスーツの制作に着手。友人の助けも借りながら、4か月という月日、5,000元(約8万5000円)以上の材料費をかけ、最終的にはガントレットの掌から発射される光学兵器「リパルサーレイ」のギミック、マスクの自動開閉なども忠実に再現した本物さながらのスーツを完成させることができた。制作に使用した部品の数は5,800点にも及んだという。

しかし、こうして完成にこぎつけたアイアンマンスーツにも“弱点”があった。スーツ自体は満足のいく仕上がりだったものの、あろうことか張さん自身のお腹の脂肪が原因で、ぴったりスマートに着用できないことが判明したのだ。そこで張さんは、今度は身体の鍛錬、ダイエットも開始。1年かけてスーツが似合う肉体に“改造”した。

当初の目標通り、自身が理想とする「アイアンマン」になりきることができた張さん。張さんは「ほかの人にとって僕が『アイアンマン』なのかどうかはわかりませんが、少なくとも息子にとっては『アイアンマン』になれたかな」と笑顔で語り、一連の努力を間近にみていた息子も大喜びしているそうだ。

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