ダンプ松本、32年間苦しんだ“パチンコ依存症”語る

2018/05/25 08:22 Written by Narinari.com編集部

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悪役レスラーとして人気を集め、バラエティ番組などでも活躍したダンプ松本(57歳)が、5月24日に放送されたバラエティ番組「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」(テレビ東京系)に出演。32年間苦しんだパチンコ依存症について語った。

松本がパチンコを初めてやったのは、プロレスの練習生時代、19歳の頃だという。当時、マラソンのコース途中にパチンコ屋があり、マラソンで喉が渇いたときに、隠し持っていた小銭でジュースを買おうと立ち寄った際、「ジュース買うか、パチンコやるか」考えてしまい、パチンコをやってみたら「出ちゃった。300円が9000円に」なったことで、快感を覚えてしまったそうだ。

それからは練習の合間を縫ってパチンコ通いをすることに。全盛期は年間300試合をこなし、タレントとしても活躍、MAX年収は「4000万円くらい」だったというが、その稼いだお金は「ストレス解消と(パチンコに)勝ちたくて」湯水のようにパチンコに注ぎ込んでしまった。

「ATMがすぐ近くにある、パチンコ屋さんの中にもある。酷いでしょ? 階段のところにある。(店の)外まで行かなくていいんです。パチンコ屋から一歩も出なくていいんです」
「パチンコ台が呼んじゃってるから、『おいで〜あとちょっとで(当たりが)でるわよ〜』って」
「(パチンコより楽しいことは)なかったんだよねぇ。(プロレスは)叩かれてお金を貰う仕事だから。叩かれないでお金貰うのがすごく嬉しくて」

そうして1日中パチンコ台の前に座り、最大で1日16万円注ぎ込んだこともあるという松本。27歳で現役引退後、時間に余裕ができるとパチンコ通いも加速、朝9時に並んで整理券をもらい、閉店する23時までずっとパチンコ屋という生活になっていった。

そんなパチンコ生活は約30年間に及んだが、注ぎ込んだお金は総額ン千万円、「都内にマンションが買えちゃうくらい」と語る松本。「やめたい」と思うことは多々あり、断ち切ろうとしては挫折を80回は繰り返したそうだが、あるとき「きょうはパチンコ行かないで、使おうと思ってた10万円」で友人と食事を楽しんだときにとても楽しく、「やっぱり何か食べたほうがいい。食べたり、旅行に行ったほうがいい」と気付くに至ったそうだ。

パチンコ以外の楽しみを見出し、現在はもうパチンコをやめて6年になるとのこと。ただ、「やっとやめられました」とする一方、「(今も)夢でたまに魚群が出てくる」とも語る松本だった。

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