“男・加藤和樹”渾身の写真集、全裸ショットも

2018/04/22 18:55 Written by Narinari.com編集部

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アーティスト、俳優、声優と幅広い分野で活躍する加藤和樹(33歳)の写真集「加藤和樹という男」(東京ニュース通信社)が発売され、4月21日、これを記念したトークショーとサイン会イベントが行われた。

30代となり、“大人の男性の魅力”が最高潮に達した今、満を持して放つ最新写真集。現在、注目の気鋭のフォトグラファー4人によって、約1年半に渡り撮り下ろされ、加藤の“表現者”としてのさまざまな側面を切り取った。スタジオでのアーティスティックでモードなフォトから、日常的なシチュエーションで優しい素顔が丸出しの写真、砂浜を走り回る、アクティブな姿や、さらには、温泉ロケで撮影した、この写真集でしか見ることができない、まるで彫刻のような全裸・肉体美まで。表現できる限りの“男・加藤和樹”がギュッと詰まった渾身の1冊だ。

過去、現在、未来や恋愛観、役者、アーティストとしての思いを語ったロングインタビューも掲載。「加藤和樹という男」を全方位、全方向から掘り下げた決定版写真集となっている。

会見では、完成した写真集を手に見どころを紹介。「約1年半かけて4人のカメラマンさんに撮っていただいて、それぞれ色の違うセクションの仕上がりになったなと思います。特に、淡路島ロケでのカットが一番の見どころかなと思っていますが、どの写真も30歳を超えた等身大の自分を収めていただいたので、すべてが見どころになります」とアピール。

なかでも、お気に入りのカットは「お風呂場での撮影」だそうで、「当初予定にはなかった」と告白。「カメラマンの荒木(勇人)さんと二人で男同士、裸の付き合いというか。『身も心も丸裸にしたい』と荒木カメラマンが打ち合わせの時におっしゃっていたので、そこに身を委ねて撮れたカットだと思っております」と、信頼関係から実現したことを明かした。大胆な全裸ショットだが、「恥ずかしさ云々ではなく、一表現者同士、向き合って撮れたカットだなと思います」と自信を見せた。

撮影を振り返り、「日常で自分もよく行く場所だったり、都内のいろいろなところで撮らせていただきました。僕自身、上京して15年経ちましたが、まだまだ見えない東京の表情というか、そういった中で撮影したので印象深いです」としみじみ。「淡路島ロケでの撮影では、先程も言ったお風呂場のシーンや、絵島という小さな島に行って、最高の天気でロケーションができたというのも良い思い出です」と笑顔を見せた。

また、1年半という長い時間をかけたことで「1冊の中でもいろんな表情や自分の中での成長があった」とコメント。「成長を自分で感じ取れましたし、日数を重ねることで表情に出てくるんだなと。その時のコンディションや体調、体型も影響してくるんですけど、人間って日々変わっていくんだなというのをすごく感じましたね」と、月日をかけて作り上げたことへの手応えも語った。

タイトル「加藤和樹という男」については、自身から提案してスタッフと一緒に決めたそうで、「何かキャッチコピーを付けるよりは、お客様に対して、今の自分はこういう人間なんだ、こういう男なんだというものを見ていただきたいという思いで付けました」と説明。自身が思う“加藤和樹という男”を聞かれると「今回、写真集を見て飾らなくなったなと思うので、『飾らない男』かな」と表現。「やっぱり若い時ってどうしても格好つけたり、いろんな目を気にしてたりしたんですけど、成長していくにつれて、自分でも柔和になったなと思います。もちろん仕事に関しては細かいところまでこだわるんですけど、あまり気にしなくなったというか、そういう自分の鎖みたいなものが解き放たれた感じがしますね」と、今の心境を語った。

そんな自身の変化は「仕事に対してもそうですし、一番自分の中で変わったのは、人に対して」だという。「昔はしゃべるのも苦手でしたし、人見知りでこういう取材でも緊張して何も喋れなかったり、表情に出てしまったりしてたんですけど、どんどん人が好きになってきたんですよ。お客様もそうですし、取材してくださる皆さんも含めて、より自分を知ってもらいたいという気持ちになりました。自分がどう変わっていけるんだろうという楽しみもあります」と。そう話す姿からは変化を前向きに受け入れ、良い年齢の重ね方をしている充実ぶりがうかがえた。

内面の充足はもちろん、フィジカルな面でもパーフェクトな肉体美を披露。写真集の中で鍛え抜かれた筋肉が写し出されているが、体作りの方法を聞くと「ジムに行って鍛えることはほとんどしない」そうで、「舞台やミュージカルが多いものですから、稽古場でその役に合わせて鍛えることが多いです」とのこと。

「必要のない筋肉はつける必要はないと思っているので」という持論のもと、「適度な体調管理をしつつ、役作りで太らなきゃいけない時以外は、体重は基本、ベストの68キロをキープするようにしているので、毎日体重計に乗ることは心がけています」と明かした。

さらに「ズバリ“セクシーの秘訣”は?」という質問には、「色気があるとか、よく言われるんですけど、自分の中から自然と出てくるものだと思うので、僕自身は分からないところがあります。僕が知りたいですよ!」と笑わせた。

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