荻野目洋子、再ブレイク後初のワンマンライブ

2018/04/22 08:44 Written by Narinari.com編集部

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歌手の荻野目洋子が4月21日、再ブレイク後初となるワンマンライブ「YOKO OGINOME LIVE 2018 RETURN THE HERO!!」を、東京・竹芝のニューピアホールで開催した。

荻野目が注目を浴びるきっかけとなった「ダンシング・ヒーロー」は、昨年12月、今まで発表された全15トラックを収録したCDシングル「ダンシング・ヒーロー ジ・アーカイブス」として32年ぶりにシングル化され、オリコン週間ランキングで15位をマーク。発売から4か月を経た現在もランキングされ続けるリバイバルヒットとなっており、その現象を反映して、会場には当時を知るファンから若い世代まで、全国から800人(2回公演で1,600人)が詰めかけた。

プリント柄のデザインシャツをミックスした、スタイリッシュなセットアップスタイルで登場した荻野目は「湾岸太陽族」や「六本木純情派」など、自身の代表曲を次々と披露。シングルのヒットメドレーでは自らパーカッションを演奏し、会場を総立ちにさせた。

一方、MCコーナーでは「第32回日本ゴールドディスク大賞・特別賞」と「第59回日本レコード大賞・特別賞(登美丘高校ダンス部との共同受賞)」の受賞を祝うくす玉が登場。ファンとともに「せーの!」の掛け声でくす玉を割る演出で、リバイバルヒットの喜びを分かち合った。

フリンジをあしらったエレガントなワンピースに衣装替えした後半は「コーヒー・ルンバ」などのヒット曲に加え、米国の歌手、カミラ・カベロの「Havana」(全米1位獲得曲)のカバーも披露。「ダンシング・ヒーロー」歌唱時は、“しもしも電話”を使って、同曲を出囃子に使用している平野ノラとの架空トークを展開し、会場を大いに沸かせる演出も。時にダンサーを従え、華麗なダンスパフォーマンスを見せた荻野目は、エレキギターやウクレレも演奏して、マルチエンターテイナーぶりを発揮し、アンコールではライブの定番曲「夏のステージ・ライト」をファンと合唱するなど、34年のキャリアにふさわしい圧巻のステージで満場の観客を魅了した。

荻野目は「昨年は、私にとっては『寝耳に水』のような状況で、ある日突然、『ダンシング・ヒーロー』人気が再燃した感じでした。まさか発売から30年以上経ってから、これほど歌う機会をいただけるとは! そのきっかけを作ってくれた平野ノラさんや登美丘高校ダンス部の皆さんにはもちろん感謝していますし、盆踊りで使ってくださっている皆さん、この曲を番組でとりあげてくださった方々やカラオケで歌ってくれている皆さん、そして長年応援してくださっているファンの方たちのおかげだとも思っています。これは機会あるごとに言っていることですが、『ダンシング・ヒーロー』はもう皆さんのもの。今日は自分の言葉と歌で直接、感謝の気持ちを伝えたかったんですけど、ステージに立って、皆さんの声援を聴いた瞬間、細胞が活性化されて、自分でも不思議なくらいパワーが湧いてきました。今日は幸福な時間をありがとうございました。またお逢いしましょう!」とコメントしている。



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