KKK潜入描くスパイク・リー新作、カンヌへ

2018/04/13 13:52 Written by Narinari.com編集部

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スパイク・リーの新作「ブラック・クランズマン」が、今年のカンヌ国際映画祭コンペ部門に出品される。白人至上主義の団体KKKに秘密捜査を行った黒人刑事ロン・ストールワース本人が執筆した実話本を元に製作された同作は、リーの作品でマルコムXを演じたデンゼル・ワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントン主演で、アダム・ドライバーも出演と、豪華キャストも話題の作品だ。

今回、同部門にはそのほかジャン・リュック・ゴダールの「ザ・イメージ・オブ・ブック」、パヴェウ・パヴリコフスキの「コールド・ウォー」、そして日本からは是枝裕和の「万引き家族」、濱口竜介の「寝ても覚めても」などが揃う。

今回の同イベントは、過去よりも豪華スターに溢れた映画では構成されないようだが、アーティスティック・ディレクターのティエリー・フレモー氏は、ここ数日中にさらに作品が追加される可能性について示唆している。

テリー・ギリアムの「ドン・キホーテを殺した男」も追加作品の1つだが、フレモー氏曰く、現在作品自体が訴訟を起こされており、5月8日の開催までに間に合うのか危惧されている状況だ。

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