DEAN FUJIOKA、主演ドラマの主題歌書き下ろし

2018/03/26 04:39 Written by Narinari.com編集部

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DEAN FUJIOKAが、4月スタートの連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 −華麗なる復讐−」(フジテレビ系)の主題歌を担当することが決定。このたび、新ビジュアルが公開された。

「モンテ・クリスト伯 ー華麗なる復讐ー 」は愛、将来、自由、仕事、自尊心、すべてを奪われた実直な主人公が、自らを陥れた男たちに復讐し、彼らの人生そして運命の歯車を一人、また一人と狂わせていく復讐劇「モンテ・クリスト伯」を原作とし、日本では「巌窟王」としても知られる名作。DEANは俳優として主人公・柴門暖(サイモン・ダン)を演じる。今年2月に行われた初の全国ツアーのステージ上でも「脅迫の次は復讐だ!」と意気込んでいた主演ドラマを、自身の楽曲で盛り立てていくことになる。

主題歌となる「Echo」は、先日公開されたばかりのドラマティーザー映像内で、インスト部分だけが使用されていたにも関わらず、「この曲は誰の曲?」と問い合わせが殺到していた曲。「絶望」の淵に立たされた主人公が「復讐心」を抱くに至った過去への嘆きや、「運命」が自分を何故今生かしたのか?という主人公の心情、ドラマストーリーの謎を紐解くような要素も含めた全英語詞で表現したナンバーになっている。

物静かなイントロからどこか冷たく攻撃的にうねるようなダークなサウンドへと変貌する楽曲は、2017年頃から世界のクラブミュージックシーンで注目を集めるジャンル「Wave」に影響を受けた世界基準のサウンド。DEAN FUJIOKAの繊細でかつ力強い息づかいと声で歌われる叙情的なメロディーが、クラブシーンとポップスを融合させた、俳優としてミュージシャンとして世界を舞台に活動をしているDEANならではの楽曲だ。

今回の主題歌について、DEANは「制作当時スイスに渡航していた事がきっかけで、チューリッヒやベルンなどの街並みやそこで出会った人々、博物館や美術館の収蔵品などから、特に宗教戦争にまつわるヨーロッパの歴史を身近に感じ、想像力を掻き立てられました。信仰を持つ人間が信仰を持つ故にぶつかる壁があるのだとしたら?許しとは?救いとは?答えの出ない疑問が『絶望の嘆き』となって、頭の中で反響し続けるイメージをこの“Echo“という曲に込めて書き下ろしました。当時ロシアや東欧のクラブミュージックにハマっていたこともあり、その東方正教会の様式美を連想させるサウンドから受けたインスピーレーションを、自分の楽曲の中で過去最もスロウなBPMに乗せる事で、一音一音が重く響くよう表現しています。ピアノ弾き語りも含め、自分にとって新しい試みが詰まったこの曲を是非聴いて下さい」とコメント。

また、ドラマの太田大プロデューサーも「鮮やかな復讐劇でありながら、人間の業や運命の儚さをテーマに描く今回のドラマに、ぴたりと寄り添った楽曲をDEANさんが作って下さいました。“過去に囚われ、自分を許せず、その理由すら解らない”。歌詞を読んだ時、用意周到なはずの復讐鬼の頭を実は占めている“混沌”を感じ、美しくダークな旋律と相まって、強烈な切なさに襲われました。絶望ばかりの世の中で、希望もあるか判らない中、それでも光を捜して進むしかない主人公の心の叫びを代弁してくれていて、今から映像とのマッチングを楽しみにしています」と語っている。

「モンテ・クリスト伯 −華麗なる復讐−」には、DEANのほか大倉忠義、山本美月、新井浩文、高橋克典、稲森いずみ、山口紗弥加、岸井ゆきの、伊武雅刀、渋川清彦、風吹ジュン、木下ほうからが出演。4月19日(木曜22時)スタート。

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