京都&鹿児島牛の「肉の饗宴フェア」

2018/03/03 22:10 Written by Narinari.com編集部

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京都府と鹿児島県は3月2日、モリタ屋 東京丸の内店で「京都府産和牛&鹿児島県産和牛 肉の饗宴フェア メディア向け試食会」を実施。フェアの概要を説明するとともに、両府県産和牛の魅力について語った。

同フェアは、昨年9月に宮城県で開催された「第11回 全国和牛能力共進会」(通称:和牛オリンピック)で両府県産和牛が優秀な成績を納めたことを記念し、京都府内10店舗、鹿児島県内2店舗、東京都内・大阪府内各1店舗にて、両府県産の4等級以上の和牛を使用したオリジナルメニューを提供するというもの。開催期間は3月21日〜4月15日で、イベント期間中に該当メニューを注文した人に抽選で和牛肉をプレゼントするキャンペーンも行われる。

今回のフェアの魅力は何と言っても、京都府産と鹿児島県産の上質な和牛を一度に楽しめることにあるが、正直、両府県産の和牛の認知度はまだまだ低い。試食会ではすき焼きとして食べさせていただいたが、どちらの肉からもまろやかなコクと上品な旨味が感じられ、すき焼きという食べ方だけでは判断は難しいものの、“日本三大和牛”にも決して引けを取らない印象を受けた。和牛ブランドは数多いが、あらためて和牛としての“総合力”を見せつけられた、とも言えるかもしれない。

ちなみに、京都と牛の歴史は古く、鎌倉時代に描かれた日本最古の和牛書「国牛十図」に「丹波牛」としてすでに紹介されている。また、京都は牛肉の一人当たりの消費量及び消費金額が全国1位だったり、老舗すき焼き店(試食会場となった「モリタ屋」は明治2年創業)や牛肉専門店が数多くあったりと、実は古くから牛肉文化が根付いている土地柄。そうした歴史、現状を踏まえれば、京都産和牛のポテンシャルの高さは納得できる。日本一の和牛産地である鹿児島県産は言わずもがなだ。

いずれにしても、食べ物は“習うより食べろ”。この京都府産と鹿児島県産の“夢の和牛コラボ”、お食べ逃しないように。

☆「京都府産和牛&鹿児島県産和牛 肉の饗宴フェア」参加店舗

京都府:10店舗
■御肉処 銀閣寺大にし ■三嶋亭 ■モリタ屋(四条猪熊本店・木屋町店・ジェイアール京都伊勢丹店)■鉄板焼・焼肉 いづつ家 三条店 ■肉処 祇園 りゅう庵、■MOTOI ■肉匠 森つる ■アポロプラス

鹿児島県:2店舗
■数寄の宿「野鶴亭」 ■華蓮 鹿児島店
※数寄の宿「野鶴亭」(鹿児島県霧島市)では、宿泊客等へA4ランク以上の和牛肉等を活用した期間限定メニューの提供を予定。

東京都:1店舗
■モリタ屋 東京丸の内店

大阪府:1店舗
■モリタ屋 ルクア イーレ店

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