2020年の東京五輪競技である“近代五種”をサポートする日清食品は3月1日、“近代五種”の化身「ぺんたうるすくん」をお披露目した。
“近代五種”は、1人でフェンシング、水泳、馬術、射撃、ランニングの5競技を行うキング・オブ・スポーツ。この日、イベントが始まると、日本近代五種協会専務理事の野上等氏と、近代五種の選手が登壇。近代五種の魅力について聞かれると「朝から夜まで1日かけて5つの種目を行うのでとてもハードですが、最後まで結果がわからないところが楽しい」と語った。
日清食品のサポートに関して野上さんは「大変うれしく思っています。いまはキングオブマイナースポーツと呼ばれるのもあながち間違いではありませんが、2020年に向けて近代五種の認知度を上げていく意気込みは、どんなスポーツにも負けません。今後が楽しみです」と回答し、東京2020オリンピックに向け、今後の近代五種の盛り上がりへの期待をあらわにした。
また、スペシャルゲストとして、ゴスペラーズ扮する「近代五種ペラーズ」が登場。名曲「ひとり」の替え歌「ひとり、で五つ」を披露した。替え歌を生で披露することはゴスペラーズとして初の試みであり、トークセッションでは「生替え歌は少し緊張しました。今後も近代五種を応援していきたいです」と意気込みを語っていた。
☆“ぺんたうるすくん”に子どもたちの反応は……?
今回のぺんたうるすくん発表に先立ち、日清食品は全国の小学生100名にアンケート調査を実施。すると、4人中3人の小学生がその姿の第一印象を「気持ち悪い」と回答した。
「見た目が気持ち悪い」という感想や、「キモい、意味不明」という辛辣な意見もあり、“ぺんたうるすくん”は「実は子どもたちには受け入れられないのでは?」という現実が浮き彫りになった。
先日、東京2020オリンピックのマスコットが小学生の人気投票によって選ばれたが、そのマスコットと比べると、人気度はまさに完敗。今後、日清食品は“ぺんたうるすくん”の人気を上げるために、よりかわいく親しみやすいキャラにできるよう努力していくという。