オードリー、ブレイク翌年のM-1出なかった理由

2017/12/28 11:53 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・オードリーが、12月25日に放送されたバラエティ番組「オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです!」の特番「オドぜひ歳末SP 芸能人大会」(中京テレビ)に出演。2008年のM-1グランプリで大ブレイクを果たした翌年、なぜ再びM-1に挑戦しなかったのかについて語った。

この日、ゲストのお笑いコンビ・カミナリがオードリーに悩みを相談。カミナリは2016年に初めてM-1の決勝に進出(結果は7位)、2017年も2年連続で決勝進出を果たしたが、結果は9位とふるわなかった。今年は特にM-1を勝とうと意識して臨んだものの9位だったことで燃え尽きてしまい、来年はどうするべきか悩んでいるという。

オードリーは2008年のM-1で敗者復活戦から勝ち上がり、決勝ファーストラウンドを1位通過、最終結果は2位と旋風を巻き起こした。しかし、翌2009年には出場しなかったが、この点について若林正恭は「話し合ってないっけ」、春日俊彰は「そんな会議というほど話し合ってはいないかもね」と振り返った。

若林によると、それは次のような理由だという。

「オレたちは形をきめて、その形で行かなきゃいけなかった。漫才の腕とか、テンポとか、間とか、そういうので行けないからさ。東京の芸人って舞台数とか少ないし」
「(2008年のM-1で)形を見せちゃったからさ。審査員の人あんまり変わらないじゃない。だからその形があった上で、全く同じモノ見せたら去年と一緒ってなるから、“すかし”とか変えなきゃいけないじゃない。それは“すかし”であるから“進化”ではないじゃない。ありものを外すだけだから。そういう風に“退化”させたくなかったんだよね、“すかし”で」

そして、「すごい真面目な話になっちゃってるんだけど」と笑いながらも、さらに次のように続けた。

「周りは“進化”って言うんだよたぶん。去年と変わってるって、やり方が。例えば叩かないとか、叩き返して弾き返すとかになってきちゃうけど」
「ずいぶん言われた。出ないんだ、根性ないなって。それは言われたけど、“進化”じゃないからね、と思って」

この話に、カミナリで激しいツッコミをしている石田たくみも納得。やはりカミナリも形を決めてのネタになっているため、共感する部分が多かったようだ。

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