SW出演者「最後のジェダイ」について何を語った?

2017/12/07 18:45 Written by Narinari.com編集部

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映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が12月15日に公開されるのを前に、ルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミル、カイロ・レンを演じるアダム・ドライバー、そして監督のライアン・ジョンソンとプロデューサーのキャスリーン・ケネディが都内で記者会見を行った。

本作は、2015年に公開された「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のその後を描いた物語。伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーを探し出したレイは、そこでどのような真実を知ることになるのか、なぜカイロ・レンはダース・ベイダーを受け継ごうとするのかなど、前作のその後に世界中のファンが注目している。

記者会見で注目が集まったのは、そのストーリーだ。記者会見では数多くの質問に対して作品の内容について一切語られることはなかったが、キャスリーン・ケネディは作品の注目ポイントについて、「この映画の素晴らしい点は光と闇の緊張感があるという点。そしてレイは作品の中で衝撃的な“変身”を遂げていく。彼女とルーク・スカイウォーカー、そしてカイロ・レンとの関係を通じて、“自分は何者なのか”を探っていくことになる」と見どころについて語った。

またライアン・ジョンソン監督は、伝説のジェダイが姿を消したこととカイロ・レンがダークサイドに落ちたことの関係について聞かれると「その答えこそが映画本編で描かれている。なぜルーク・スカイウォーカーはあの島に身を隠しているのか、彼がいまどのようなことを考えているのか、それこそが映画の中で掘り下げていく部分になる。もう少しで(映画が公開され)その真実が明らかになる」とコメントしている。

一方、アダム・ドライバーは自身が身につける“マスク”について、「衣装にはスタッフの色々な意見やアイデアが集約されている。マスクについてはただの象徴的なものとして捉えるのではなく、なぜカイロ・レンにはマスクが必要なのかを考えることを大切にしながら演じた」と語った。

またマーク・ハミルは、前作から再びスター・ウォーズに出演したことに関して「自分にとって今回最大の衝撃だったのは、自分に再び役が与えられて仕事ができたということ。まさかジェダイになると年金のプランまでついてくるとは」とコメントし、会場を笑わせた。

なお、会場にはスター・ウォーズをモチーフにした浮世絵イラストが登場。マーク・ハミルは「ご存知の通り、スター・ウォーズの旧三部作を監督したジョージ・ルーカスは黒澤明を崇拝しており、大きな影響を受けている。例えば、ダースベイダーの衣装は武将の甲冑をイメージしていたりなど日本文化が大きく取り入れられている。それを継承しつつ、日本の伝文化によって作品が描かれることを光栄に思う」と感動している様子だった。




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