中条あやみ、恩師の手紙に感激の涙

2017/12/07 00:02 Written by Narinari.com編集部

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女優の中条あやみ(20歳)が12月6日、主演映画「覆面系ノイズ」の公開記念舞台挨拶に登壇。恩師からのサプライズに、感激の涙を流した。

この日のイベントには、中条のほか志尊淳、小関裕太、三木康一郎監督が登壇。本作について周囲からの反応を聞かれた中条は、初挑戦した歌のパフォーマンスを地元の友だちが褒めてくれたことに言及し、「みんなでカラオケとかに行ったことがないから、『いつの間に練習してたの?』って驚かれました!」と嬉しそうに明かした。

また、本作で登場するファッションも注目されていることについて、中条は劇中で着用する衣装を自ら選んだことを告白。「監督にも『自分で決めて』って言われて、原作漫画を見ながら研究したり、原作者の福山リョウコ先生の私服がニノっぽかったので参考にしたり。衣装さんたちとも相談しながら、自分たちで衣装を決めました」と裏話を披露した。

そしてこの日は、主演として作品を引っ張ってきた中条に手紙のサプライズプレゼント。贈り主は、本作で本格的な歌に初挑戦した中条に寄り添い、歌への向き合い方を教えた音楽ディレクターの北村岳士氏だった。

中条は予想外の展開に「泣かせようとしてるやつじゃない!?」と警戒しながらも、いざ北村氏の手紙が代読されると、徐々にその目には涙……。

手紙では、過酷なボイストレーニングやレコーディングにも中条が一度も弱音を吐かなかったことや、2オクターブ近い音域が必要になる難易度の高い主題歌「Close to me」に挑戦し、他の誰にも真似のできないパワフルな歌声を手に入れたことなどが語られ、当時を思い出したのか中条は涙を止められない様子。最後は「『覆面系ノイズ』という作品と、たくさんの人に支えられて生まれて来た、その胸がすくような歌声で、これからもたくさんの人の胸に、あやみさんの優しさや強さ、その力を届け続けて……歌い続けてください」とエールで締めくくられ、会場からは中条をたたえるあたたかな拍手が沸き起こった。

中条は「まんまとやられましたね(笑)」と笑いながらも、「大変なこともたくさんあったが、みなさん優しく励ましてくださったので、頑張ってここまでこられたんだと気づかされました」と感慨深げにコメント。

撮影を共にした志尊は、プレッシャーに負けず乗り切った中条を「座長の中条ちゃんがひっぱってくれたから、僕らも頑張れた」とねぎらい、小関も「監督の愛あるダメ出しを受けながら頑張る姿を見ていたし、何よりスクリーンで見ると本当に心を動かされた」と大絶賛。監督は「中条も頑張ったけど、周りのみんなの支えも大きい」と共演者たちについても評価した。

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