アッシャーの“性病訴訟”が取り下げに

2017/11/21 06:08 Written by Narinari.com編集部

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米歌手・アッシャー(39歳)の性器へルペス訴訟が取り下げとなった。今年8月、アッシャーは性器ヘルペスをうつされる危険に晒されたとして、女性2人と男性1人から2000万ドル(約22億円4000万円)を求めて訴えられていた。しかし、その女性のうち1人が避妊具を使っていたことが、録音された電話中の会話から明らかとなり、訴えが取り下げられたという。

米ゴシップサイト・TMZ.comによると、原告の1人ローラ・ヘルムによる提訴の2日前に交わされた電話の会話記録から、ヘルムが訴えの内容とは異なり、アッシャーとの関係において避妊具を使用していた発言していたことが明らかになったことで、担当弁護士が交代した後、引き継いだ弁護士によって訴えの取り消し手続きがなされたようだ。

しかし、再び訴えを起こす意向を示すと共に、他の権利を失わないものとして取り下げ申請されており、今回の取り下げ理由については明らかになっていない。

また、今年の9月にはアッシャー本人が原告らと行為に及んだこと、そして相手にヘルペスをうつしたことを否定する内容の文書が弁護士を通して申請されていた。

その時点で、アッシャーの弁護士を担当するローラ・ヴァッサー氏とジア・モダバー氏は、原告らは間違った行為を犯したとして「クリーンハンズの法則」に反するため、勝訴することはありえないと主張していたが、その間違った行為が具体的に何のことなのかについては言及されていなかった。

当のアッシャーも自身の行為は故意によるものではなく、感染の事実に関しては肯定も否定もしていないものの、もし感染していたとしてもその当時は知らなかったとして3人の申し立ては法的に有効ではないと主張していた。

他にもアッシャーはもし自分が3人の中の誰かと性行為をしたのであれば、相手側もそのようなリスクは予期出来たはずだと異議を唱えていた。

今回の3件の訴訟は2012年にある女性がアッシャーから性器ヘルペスをうつされ、アッシャーが意識的にそして故意にそれを隠し、避妊手段を取らずに性行為を続けていたとして110万ドル(約1億2000万円)の和解金を受け取ったことが明らかになってから起こされたものだ。

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