ジョージ・マイケルの追悼コンサート中止

2017/11/02 10:15 Written by Narinari.com編集部

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ジョージ・マイケルの追悼コンサートが、家族の意向により中止となった。

同コンサートは、昨年12月に53歳の若さで亡くなったジョージが、1996年のシングル「ジーザス・トゥ・ア・チャイルド」の収益3億円以上を寄付するなど多大な支援をしていたチャリティ団体「チャイルドライン」の30周年記念イベントと合わせて開催される予定だった。しかし、ジョージの家族から許可がおりないという理由でキャンセルになったという。

同チャリティ団体代表のエスター・ランジェン氏は、すでにコンサート会場としてロンドンにあるロイヤル・アルバート・ホールの確保に動いていたようで、デイリー・ミラー紙に次のように明かしている。

「彼の家族がノーと言ったことにより追悼コンサートは無くなりました」
「彼の遺した音楽を祝福し、ファンの方々が別れを言う機会でもあった故、誠に遺憾です。彼が愛したチャリティーにとっても有益なものとなるはずでした」
「家族からのノーに対して我々はなす術もありません」

この発表に関してジョージの家族側は「我々は通常、公私共々コメントは控えています」とだけ伝えている。

また、ランジェン氏は以前、同コンサートはジョージの名誉を称えるまたとない機会となるとしてこう発言していた。

「まだ企画段階の域を出ておらず、実現を願っているところです。まだ彼の家族には連絡していない状況で、無礼にならないよう、ベストなタイミングを見計らっています」
「ジョージはチャイルドラインのねらいを完全に理解し、惜しみない貢献をしてくれました。我々の30周年記念と共に彼に追悼を表すことができるのは至上の喜びです」
「ジョージが支援したチャリティ団体が一同に会すコンサートを今考えています」

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