疑惑のケヴィン・スペイシー、“功労賞”剥奪

2017/11/01 10:27 Written by Narinari.com編集部

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ケヴィン・スペイシーがセクハラ疑惑を受け、受賞予定だった2017年度国際エミー賞功労賞を取り消された。

1986年に当時14歳だった俳優のアンソニー・ラップに対して性的行為を求めたとされるケヴィンは、国際テレビ芸術科学アカデミーよりその長年のキャリアを称えられる予定となっていたが、同団体は今回、その栄誉をはく奪すると発表した。

「国際テレビ芸術科学アカデミーは本日、最近の出来事を受け、ケヴィン・スペイシーに2017年国際エミー賞功労賞を授与しないという決断に至ったことを発表いたします」と声明が出されている。

ケヴィンはその多才さを評価され、同賞を受け取ることが今年の6月に発表されていた。当時、同団体の会長兼CEOのブルース・L・ペイズナー氏は「ケヴィンは我々の業界において、最も多様な才能を持ち合わせた人物の1人です。多数の映画やテレビにおけるその演技からロンドンのオールド・ヴィック・シアターにおける芸術監督業務まで、そして『ハウス・オブ・カード 野望の階段』における卓越した製作や演技の能力など、存在する全ての山を乗り越えてきたと言えます。我々は功労賞を受賞してもらうことに感激しています」とケヴィンを絶賛していた。

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