ルーカスフィルムから“お祈り”された名監督

2017/10/20 07:11 Written by Narinari.com編集部

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スティーブン・ソダーバーグ監督(54歳)は、1984年にルーカスフィルムから入社を断られていたそうだ。

「マジック・マイク」や「オーシャンズ」シリーズなどハリウッドのヒット作を数多く手掛けてきたソダーバーグ監督だが、21歳の時に「スター・ウォーズ」シリーズの製作に携わりたいとジョージ・ルーカスに願い出たという。

しかしルーカスフィルムからは断られてしまい、33年が経った今、ソダーバーグはツイッターに当時受け取った断りの手紙をアップし、「この経験が僕をより強くした」とコメントしている。

今回ソダーバーグ監督がアップした手紙には、丁寧な断りの文面が書かれている。

「ジョージ・ルーカス宛てのあなたのテープは私達のオフィスに届けられました。日々様々なストーリーやアイデアを方々から受け取り、数少ないスタッフでは全てに目を通すのは不可能な状況にあります。したがって、ルーカスフィルムは不本意ながら送られてきたものを確認することなしに返送することになっています。テープの返却がその出来栄えに対する評価を表しているわけではないことをご理解ください。ルーカスフィルムに興味を持ってくれたことに感謝していますし、今後のご成功をお祈り致します」

ルーカスフィルムから断られた5年後に、ソダーバーグ監督は「セックスと嘘とビデオテープ」で監督デビューを果たし、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞して一躍名をはせた。そのほか2000年公開「トラフィック」ではアカデミー賞の監督賞も受賞している。

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